7月6日の日経平均は、節目の10,000円を挟んで、方向感に乏しい展開に終始していたが、後場14:00に5月の景気一致指数が、ほぼ予想通りの結果となった直後から、先物主導(海外の短期筋の仕掛け的な買い)で急上昇。
終値では、5月2日以来約2カ月ぶりに10,000円を大きく超えて高値引け。
大震災後の高値を更新して、終値は、前日比+110.02円の10082.48円だった。
日足を見ると、陽の大引け坊主に近い、非常い強い形であり、各種・移動平均線も、節目の10,000円も引き離し、今日でレンジ相場から抜け出したと見れば、今後はこの10,000円が、下値支持線として機能することが意識されるので、明日以降も上値追いが期待できる。
懸念材料としては、騰落レシオが、ついに120.6%と、過熱感を示すとされる120%%を越えてしまったことぐらい。
明日の寄り付き前に発表される5月の機械受注もプラス予想となっていることからも、NY市場がよほどおかしなことにならない限り、今度こそ上昇トレンド入りは確定的か。
現地時間7月6日のNY市場は、ダウ・ナスダック共に小安く始まったが、その後プラスに転じ、ダウは日本時間の7月7日2:00現在、12,650ドルに迫る勢い。
なお、6月のISM非製造業景況指数は、市場予想を0.4ポイント下回る53.3だった。
ヨーロッパ株は、軒並みマイナスで引けている。
為替は、ドル/円が80.90円近辺、ユーロ/円が115円の80銭台と、前日比1円以上の円高ユーロ安。
ギリシャ国債のデフォルト懸念及び、ポルトガルの格下げにより、ユーロ/ドルが下落し、円高ユーロ安につながった。
これが、株安にもつながったと思われる。
大証・日経平均先物の夕場は、取引時間中はダウが伸び悩んでいたこともあり、終値は前日比-60円の10,020円。
CME・日経平均先物は、これよりも少し高い10,050円付近での推移。
日・米共に、週末に向けて、重要な経済指標の発表が相次ぐので、その結果如何によっては、市場に大きな影響を与えそうだ。
※7月7日8:10追記。
現地時間7月6日のNY市場は、中国の利上げや、ISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことを等を嫌気して小幅下落して始まったが、輸送関連株が買われたことをきっかけに値を戻し、ダウが前日比+56.15ドルの12626.02ドル、ナスダックは+8.25ポイントの2834.02ポイントで引けた。
CME・日経平均先物は、大証終値比-30円の10,050円で帰ってきた。
この結果、7月7日の日経平均及び大証・日経平均先物は、この後発表される5月の機械受注の結果待ちといったところか。
もし予想外に悪い数値でも、テクニカル的には、10,000円が下値支持線として機能しそうだ。
では、また。