7月5日の日経平均は、 昨日に引き続き材料難の中方向感に乏しい展開となった。
寄り付きは、前日比-2円で始まり、昨日の終値を挟んで、ザラ場中の値幅が46円21銭しかない狭いレンジでの揉み合いに終始した。
節目の10,000円が、上値抵抗線として意識され、かといって、地合いが悪い訳ではないので、下値を試す展開にもならず、上にも下にも動き辛い重苦しい値動きだった。
終値は、前日比+7.37円の9972.46円。
日足を見ると、昨日が小陰線、今日が小陽線となっており、ローソク足の形からも持合い相場であることを示している。
ただ、小陰線、小陽線といっても、ほとんど十字線に近い形のものであり、今日は一度も節目の10,000円にタッチすることさえできなかったことからも、短期的なトレンドの転換点と見えないこともない。
その場合、大震災直後の乱高下が一段落した3月22以降の、概ね9,400円~10,000円のレンジ相場(ボックス相場)が、未だに継続していると見ることができるので、明日以降下値の目途である9,400円を目掛けて調整する可能性がある。
しかし、上値抵抗線になると見られた200日移動平均線を、昨日あっさりと上抜け、今日もローソク足が終値で100円以上も引き離した位置にあり、他の移動平均線も、全て上向きの状態にあるので、テクニカル的には簡単に下落トレンドに転換するとは考えにくい。
明日窓を開けて下落することになれば、アイランドリバーサルの形になるとの指摘も出ているが、もしそこまで極端な値動きになれば、トレンド転換は確実なものとして意識される。
何れにしても、昨日休場だったNY市場の動向に左右されやすい状況だといえる。
現地時間7月5日のNY市場は、ダウ・ナスダック共に小幅安で始まり、日本時間23:40現在、ダウは前営業日の終値の12,582ドルを挟んで揉み合う展開になっている。
日足で見ると、直近の高値である5月31日の高値を、前営業日(7月3日)に終値で上回り、先週1週間で648ドルも上昇したことから、めぼしい経済指標の発表もなく材料難のなか、方向感の予想のつきにくい状況だといえる。
日本時間7月6日23:00発表予定の、ISM非製造業景気指数の結果待ちといったところか。
大証・日経平均先物の夕場は、始まったばかりのダウの動きが乏しい中、最後まで狭いレンジでの値動きに終始し、終値は、前日比+20円の9,980円。
CME・日経平均先物も、10,000円に届かない状態でもみ合う展開。
ヨーロッパ株は、イギリスFTSE100とドイツDAXが小幅に上昇、フランスCAC40のみ小幅下落で推移。
為替は、ドル/円が81円台に入る円安傾向、ユーロ/円は117円台の前半で推移。
7月6日の日経平均及び大証・日経平均先物は、NY市場がこれからどう動くかによって大きく左右されそうだ。
今のところ、方向感に乏しいようなので、明日の朝結果を見て判断するしかなさそうだ。
個人的には、東証が大証に対してTOBを仕掛けるかもしれないと報じられたニュースが気になるのだが、実際にどうなるのかも含めて、相場への影響力は限定的か。
※7月6日8:00追記。
結局、ダウは12.90ドル安、ナスダックは9.74ポイントプラスと小幅ながらまちまちで終わった。
今朝の、テレビ東京のモーニングサテライトによると、日経平均の騰落レシオが、過熱感を示す120%に近付いているらしい。
一方、円建てのCME・日経平均先物の終値は、節目の10,000円を越える10,005円で帰ってきた。
7月6日の日経平均は、揉み合いの後、先物主導で振られる展開か?
では、また。