自分の望む方向から追い風が吹くのか、あるいは全く吹かないか逆風に見舞われるのか?
何がその明暗を分けるのかと言えば、それまでのプロセスだろうと思います。
運も実力のうち・・・スポーツの世界や勝負事の世界などでもよく言われる言葉ですが、今日のこの句はその中身に迫った一句です。
やるべきを やり切る人に 風も吹き・・
もちろんこの句は、読んだ人にとって何か少しでも役に立つならそれはそれで嬉しいことは、言うまでもありません。
但し・・・それよりも何よりも、この句は自分自身に向けられた戒めの一句でもあります。
やるべきことをやる・・・普通に考えたら当たり前のことだろうと思います。
ところが、その当たり前のことが案外難しくもあり・・・様々な誘惑に負けたり、もっともらしい理由を見つけて延期したり、これが大方の人の常ではないでしょうか?
もちろん、私自身もその例外ではない自信?があることは言うまでもありません!(笑)
それでも私は、もがきながらも喘ぎながらも・・・昨日よりは一歩でも前に進みたい、そんな諦めの悪い人間のひとりです。
パッション、熱意、執念・・・何と表現するのが適切なのかは分かりませんが、まだそんな内側のマグマだけは無くなっていないのが、唯一の救いかも知れません。
但し、これが単なる執着では物事が上手く運ばれないことも、私ばかりではなく多くの人が体験的に分かっているのではないでしょうか?
つまり、追い風が吹くにはそれなりの条件が必要ということになります。
さぁ、その条件とは?
その答を私なりに込めた一句でもあり、自分自身への戒めという意味合いも込めた一句です。
無理なことは無理と見なし頑張り過ぎず、やるべきことは些細なことでも毎日しっかりとやる。
それ以外に何か特別な方法や妙案でもあれば是非、教えて頂きたいものです(笑)
それでは、今日はそろそろこの辺で!
やるべきを
やり切る人に
風も吹き。
~アモンの哲句より~