人はパンのみのために生きるのではなく、それよりも大切なことがあると言ったのはもちろんあのイエスですが、最近の私はパンも大切・・・そんな心境で生きています。
イエスや仏陀や老子を心からリスペクトする私ですが、彼らと同じ生き方をしようとは思いません。
何故なら、時代も個性も可能性も違うからです。
少なくとも私は、野山に移り住んでコミューンや新たな宗教を創ろうとは全く思わない人間です。
その昔・・・私が世の成功者たちからも慕われ、大勢の人から尊敬や神格化の対象とされていた時代も、やはり同じだったように思います。
私がその気にさえなれば、いつでも私を中心とした宗教のようなものが生まれる可能性があった訳ですが、私のスタイルや好み・・・別の言い方をすれば私のダンディズムのようなものが、それを許さなかったのでしょう。
そのためか、あるいはまた別のカルマか業の深さかは分かりませんが・・・私はとんでもない回り道や挫折を味わって来ました。
まぁ、生きる意志や個性の開花に比べて・・・俗にいう世渡りの下手さも郡を抜いていた人間かも知れないと、自分でも思います。
それでも私は、新たな時代の次なる価値観の創造者として、暮らすだけが人生ではなく「生きる」を追求し続けることは間違いありません。
何故かと言われても困ります・・・誰が何と言おうとも、それが私の本性だからです。
さぁ、そんな訳で次回のキーワードは、「本性の開花」に決定する可能性が非常に高くなって来ました。
花には花の本性、犬には犬の本性・・・さぁ、どんな話が飛び出すことやら？
それでは、またのご来店？をお待ちしております！