こんにちは、田中直子です。
「どれだけコーチングのよさを
伝えても売れない」
という方がよくいます。
「コーチングを受けると人生がよくなります」
「こんなに人間関係がよくなります」
「あなたの本当にやりたいことが見つかります」
「あなたに寄り添って傾聴します」
「あなたの中から答えを引き出します」
「私は〇〇時間もコーチングした
実績があります」
などなど。
がんばってアピールしたのに、見込客から
「考えておきますね」
「今は大丈夫です」
なんて言われてしまう。
コーチングは素晴らしいものなのに、
なんで伝わらないんだろう?(涙)
もっとスキルを磨かないといけないのかなあ?
さて、こういったアピールでは、なぜ売れないんでしょうか?
あなたはお分かりになりますか?
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それは、
「コーチングのよさを伝えているから」。
私たち(コーチングを提供する側)は、
「コーチングは良いものだ」
と信じていますよね。
「コーチングを受けて人生が変わったから、
自分もコーチングを提供したい」
という人はとても多いです。
「素晴らしいコーチングを多くの人に
受けてもらいたい」
という気持ちはよくわかります。
では、見込み客の方はどうでしょうか?
私たちと同じように
「コーチングはいいものだ」
「コーチングは素晴らしい」
「多くの人が受けるべきだ」
と思っているでしょうか?
まったく思っていません。
というか、
「コーチングを受けるという選択肢」
が辞書にすらない人がほとんどです。
そもそも視界に入っていないのです。
たぶん、世の中のほとんどの人は、
「コーチングという言葉自体は聞いたことが
あるけど、特に興味がない」
という状態でしょう。
コーチングに興味がない人に
「コーチングの良さ」を伝えようとすると、
どうなるでしょうか?
「人生が変わりますよ!」
「傾聴しますよ!」
「人間関係がよくなりますよ!」
「やりたいことが見つかりますよ!」
という感じで「コーチングの良さ」を伝えたらどうなるのか?
「言ってることはわかるけど、特にお金を払う
までもないかな…」
「確かに、いいものだとは思うんだけど」
「今はそこまで困ってないし」
なんていう風に思われてしまうのです。
つまり
「いいと言われても、わざわざお金を払うまでの
価値は感じない」
ということです。
例えていうなら、女性に「ヒゲソリ」をすすめるような感じです。
「このヒゲソリはこんなに切れ味がいいんです」
「お手入れもこんなに楽なんです」
と、どれだけアピールされても
「いい商品なのはわかるけど、私にはいらない」
となりませんか?
コーチングのよさをアピールするというのは、それと同じで、
最初
「どれだけコーチングのよさをアピールしても
売れない」
という方は、