生徒さんから算命学占術の十二天星(十二大従星)についてのご質問がありました。
【ご質問】
想運(大運)の中年期(?)は身弱の星なのに、陽占(星命樹)
【回答】
まず、誤解を解きましょう。
身強・見弱というのは宿命の話で、後天運(想運・行運)は一切関係ありません。
次に、星命樹(人体星図)の壮年期が身強の星、と書かれていますが、
想運(大運)は10年単位で推移していきますから、
しかしながらそれらをもってして身強の想運、
それから、星命樹(人体星図)の壮年期に「天将・天禄・天南」
さらに付け加えれば、
もともとこれらはその人の行動の「始め・途中・終わり」
ですから1日の中でいえば「朝・昼・夜」
芸術家や文筆家が何か一つの作品を制作するにあたっての「始め・途中・終わり」
またそれ以外に、東方(他人の世界)に対する心の強弱、中央(自分の立ち位置)に対する心の強弱、西方(身内の世界)に対する心の強弱というように3つの方向に分けて観ることも当然可能です(従来の人体星図の星の配置だとこれに気付きにくいんです)。
東洋の思想哲学における「時間」とは何か?
もし余裕があれば、みなさんも研究してみて下さい。
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