星についての誤解を解く(玉堂という星・その1) | 鳳凰記(万象算命創楽院公式ブログ)

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2016年春、『万象算命創楽院』は本拠地を東京・府中から福岡・博多へ!
算命学宗家直系、本流の正しい算命学を全世界に伝え広めるため、
算命学者・伯耆弘徳(ほうきこうとく)が再び動き出しました。

鑑定に来られたお客様から

 

「子供が(宿命に)印綬を持っているので、将来は学校の先生などに向いているのでしょうか?」

 

印綬というのは四柱推命の変通星の一つで、これは算命学でいうところの十方星(十大主星)の中の玉堂と算出の仕方は全く同じ。ただし、解釈の仕方は若干違うように思われます。

 

何が違うのかというと、算命学の十方星(十大主星)の解釈は人間の本能を五方向に分類し、それらをさらに陰陽に分類したものが土台になっているのですが、四柱推命には五本能とか五方向分類等という概念が無いという点。これは実に大きな違いです。

 

四柱推命において印綬がどのように解釈されているのかは脇において、算命学の玉堂ということでお話を続けますと、玉堂を持っているから学校の先生に向いているかというと、

 

「玉堂だけでは何とも言えないですね」

 

という答えになります。

 

確かに玉堂は人間の習得本能から生まれた星ではありますが、これはあくまでも「本人が筋道に沿ってきちんと学ぶ」ということであって、他人に教えるとか、人を育てるとかの星ではありません。

 

学校の先生の仕事は「生徒に勉強を教えること」だとすれば、そこに求められる能力は伝達本能から生まれる星、つまり鳳閣・調舒ということになります。

 

つまり学問を研究する仕事(学者・研究者)に就くなら、玉堂や龍高を持っていることが望ましいと言えるのですが、研究した内容を伝えたり表現したり、或いは教えたり、育てたり、救ったりするにはやはり鳳閣・調舒が欲しいところです。

 

(続く)

 

【万象算命創楽院からのお知らせ】

 

5月の連休明け以降、福岡教室の生徒さんを新規で若干名募集します。

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