「あいさつができない」
「コピーが取れない」
「何度注意しても単純なミスを繰り返してしまう」
普通の人が簡単、当たり前にできることができないという方が、あなたの会社にいらっしゃいますか?
このような人が会社にいらっしゃいましたら、怒ったりイライラとする前にまずは「大人の発達障害がある」と考えることが必要です。
日刊工業新聞=単純ミス連発、あいさつできない…“大人の発達障害”どう向き合う(画像も転載します)
近年、話題にのぼるようになっていますので、画像のような言葉は少なからず聞いたことがあると思います。
発達障害の人は、一般的に基本とされる業務の遂行は難しいが、反面、曖昧さが少ない仕事が非常に得意です。
能力のバラつきを個性として生かすことは生産性向上のために有益だが、実際に適性に応じて配置換えをすると
「わがままを許しているのではないか」
「他の従業員から不満が出ないか」
という心配が経営者から出てくるのも当然かと思います。
一方で、職場のこうした問題にアドバイスができる精神科領域の産業医が少ない現状があるそうです。
専門の産業医へのアクセスが難しい場合は、各都道府県の産業保健総合支援センターが実施しているメンタルヘルス相談日などを利用するといいとしてきしています。
その上で、発達障害傾向にある部下について相談を受けた場合、まず相互理解を得られるよう上司と従業員を含めて面談をする事も大事です。
また、個人的には、会社全体の問題として、従業員教育を行い、発達障害についての理解を深めてもらうことも今後は必要であると考えます。
多様な事に関心を持つ点を発想力として生かせれば、活躍の場が見いだせれば、会社の戦力として生産性の向上や働き方改革にも大きく貢献できる可能性を秘めています。
記事では、得意分野として、プログラミングやデータ入力、システム管理など、できることがたくさんあること、「ADHDの人はアイデアマン。イノベーションを起こすエンジニアや、独創的な企画の発案者になれる
と述べています。
病気で長期休養を取っている人の8割がメンタルヘルスに問題を抱えていると言われているそうです。
発達障害の人たちも例外ではなく、企業による足並みをそろえる人材育成から脱落し、精神を病むケースもあります。
「働き方改革」が進む中で、残業時間の削減や有給休暇取得などの数値目標をやみくもに達成しようとしてもメンタルヘルスの問題は解決せず、人材の有効活用にはつながりません。
難しい問題ではありますが、会社として発達障害についての相互理解を深め、人材活用や労務管理に取り組んでいくことが今後は重要であると考えます。
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