今回の選挙の経緯や結果は皆様もご存じの事と思いますので、特に触れる必要はないと思います。
その上で、政策面での争点や論争がなかったことは大変遺憾に思います。
その争点となるはずだった「働き方改革」についての警鐘を鳴らす記事が載っていましたのでリンクします。
安倍自民の勝利でブラック企業が大喜び、過労死頻発―衆院選で争点化しなかった「働き方改革」の危険性
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20171022-00077239/
労働問題に詳しい河添誠さん(都留文科大学非常勤講師)は、この記事の中で、
・働き方改革は、過労死推進、ブラック企業応援とも言える酷い改悪です」と指摘
・安倍政権の働き方改革の本丸は、むしろ、『裁量労働制の拡大』。実際の労働時間の長い短いに関係なく、何時間働いても一定時間だけしか働いたと見なさないものとするというもので、これを営業職などにも拡大していこうとしている
・今後の展開としては、連合に対し、高度プロフェッショナル制度を取り下げるかわりに、裁量労働制の拡大を飲め、と迫ることは十分あり得ます
と述べています。
一概にそうとは言い切れないところはあるにしても、運用の仕方を一つ間違えれば、上記のように今後展開することは充分に考えられます。
本来は国民に意見を問うべき争点であったはずですが、政府与党は今回の選挙で信任されたと思わずに、野党も含め、真摯にこの問題に取り組んで行って貰いたいし、国民も注視していくことが必要です。
その上で、本当の意味での「働き方改革」を推進できるように、政府、行政、経営者、労働者が一致してこの問題に意識を持って取り組んでいくようにして行く必要があるのではないでしょうか。
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