全塗装は完了しているものの、エンジンは掛かっていたので、そのままになっていたエンジンルーム。ココを整理して、余計なモノは撤去してやりたい。
エンジンの振動を抑える為に付けられたと思われるダンパーが、サーモハウジングの下に付いている。マスターバックも付いているが、たぶん中で漏れてる。
マスターバックを降ろした。案の定、負圧ホースからブレーキ液。
このマスターバックは撤去。
キャブも含め、エンジン周りのモノをどんどん外してゆく。エンジンルーム内は、黒く塗られていたが、ラッカーで塗られていたようで、シンナーで拭いたら元色が出てきた。
キャブレターは、大変状態の良いモノが付いていた。ソレックス44φも、昨今は状態の良い中古を探すのが難しくなったものだ。
ともかく、コツコツとラッカー塗料を落とす。
左ハンドルなだけあって、エンジンルーム内の鉄板の状態は良い様子。
だいぶ頑張った。
汚いの極致だったマスターシリンダーの辺り。汚かったが、サビてグズグズではなく、鉄板はしっかり生きてた。
少しサビの浮いてたとこは、鉄板まで出した。
ここまで整えるのが大変、塗るのは一瞬。
ようやく色入れ。ベースの状態が良いと、一気に美しくなる。
時間かけた甲斐があった。
エンジンルーム、見違える美しさになった。
やはり、クサレが無いクルマは、手を入れれば美しくなってくれる。
つづく
※ SP/ SRフェアレディの販売、修理