これは43年のカタログ。
この頃の SRは、ホワイト レッド イエロー ライトグレーメタリックの4色ボディカラーの設定があり、それぞれのボディカラーに合わせて、内装色が黒か赤に設定されていた。
今回連絡中の SRは、イエローだから内装は黒というわけ。
イエロー…と言っても、見た目はクリーム色。
このカラーイメージがあるからか、 SRの白は、クリーム色っぽいイメージがあるのかも。
この車体、久々に素性の良い43なので、虎の子43純正シートベルトをおしげもなく投入。
1968年のシートベルトのタグは、同じ後期でも、69年以降のモノと比べるとデカい。シートの純正柄と良く似合う。
肩ベルトも含め、内装はほぼフルオリジナルの状態に戻せてきた。
ドアトリムはまだまだ綺麗だが、どうにもポケットが伸びてるのが気になる。そこで、付いてるドアトリムは外す。
ついでに三角窓下のゴムも、劣化が進んでいたので交換する。
こういうゴムが綺麗だとシマル。
ドアトリムを新調した。
結果的に、室内は全てのトリムを新調したことになった。絨毯もやったから、全部やったことに。
付いていなかったアンテナも取り付ける。
正解に寸法をとりながら、まずは台座部分を仮置きして確認。そして穴あけ〜取り付け。
所定の位置に取り付け完了。
ベンチレーターのノブも2個投入。
このレバーに付くノブ、大抵のクルマで付いていない事がほとんど。
ウォッシャータンクも洗浄して、青いウォッシャー液を入れた。これが何気にエンジンルーム内でワンポイントになる。
そして試運転へ!
キャブを調整しては、少し走行してを繰り返して「チューニング」してゆく。
ようやく販売出来る状態になりましたよ!
※ SP/ SRフェアレディの販売&メンテ