SR311のローウインドウ車がなぜ人気があるのかと言うと、なんとも古典的スポーツカーらしいインパネと、三角窓が開く事。三角窓が開く60年代のクルマは数あれど、SRの三角窓はガラスだけなのが特徴でもある。
三角窓のノブには、ロックボタンも無い。ほんとうにガラス部分だけが開く。
一方で、これはベレットの三角窓。二片にフレームが付き、しっかりした佇まい。ベレットは、ベンチレーションがお世辞にも良いとは言えないので、三角窓は夏場の運転時必須アイテム。
ベレットの場合は、三角窓の内側ノブに、ロックが付く。押して捻る感じは、多くのクルマが採用していたタイプ。
SRの後期では、三角窓は固定となった。強度対策と盗難対策との両方からだが、SP/SRフェアレディの場合は、ベンチレーションが良いので、あまり三角窓が開く必要が無いという面もあろう。そもそも、オープンカーだしね。
※SP/SRフェアレディのパーツ販売&メンテ