協会けんぽの東京支部では、企業と連携して「健康企業宣言」を行っています。(平成27年12月スタート)
以前から協会けんぽでは被保険者(従業員)を対象に「健康宣言」を行っていましたが、今回は事業主が「企業全体で健康づくりに取り組む」ことを宣言し、それを協会けんぽ東京支部がサポートするものです。
この取り組みは「健康経営」を普及、推進するための活動ですが、健康経営と聞いても中小企業では「何をすればいいのか分からない」、「コストをかけて新しいサービスを導入することはできない」、「そもそも健康管理は自己責任でしょ」ということになり、普及が進んでいるとは言えません。
しかし中小企業は、従業員一人一人の負担や責任の範囲も大きく、一人の従業員やその家族が体調を崩すことでの影響は大企業よりも大きいはずです。また、過重労働問題を抱える企業では、業務生産性の低下、労災事故の発生、病気(特にメンタル系)の発生原因についてのトラブルや争いも十分起こり得ます。
中小企業こそ、健康経営に取り組まなければならないと思っています。経営者の誤解を解くためにも健康経営とは何なのか、簡単にまとめたいと思います。
「健康経営」とは?
社員の健康を重要な経営資源と捉え、健康増進に積極的に取り組む企業経営のスタイルのこと。
企業にとってのメリット
①生産性向上
モチベーションの向上、欠勤率の低下、業務効率の向上
②負担軽減
疾病予防による疾病手当の支払い減少。長期的には健康保険料負担の抑制
③イメージアップ
企業ブランド価値の向上、対内的・対外的イメージの向上
④リスクマネジメント
事故・不祥事の予防、労災発生の予防
※社員の健康づくりへの投資は、業績好影響をもたらします。
※具体的には、健康診断の100%実施や健康に関する社内での会話を促進する、相談窓口を設置、機能させることなどからスタートすればいいのです。そんなに堅苦しく考える必要はないと思います。NPO法人健康経営研究会の岡田邦夫理事長の言葉です。「経営者の方は従業員の健康のために、お金ではなく時間を投資してください」
従業員の心身の健康と会社業績は連動していて、優先するのは従業員の健康だということ。順番を間違えなければ業績はついてくると信じて経営することではないでしょうか。
協会けんぽ東京支部の案内です。STEP①、STEP②とありますが、①はすぐにでも達成可能だと思いますので
積極的に取り組まれては如何でしょうか。
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