新型コロナ、雇用直撃 助成金低調、一斉解雇も―観光業界など苦境
新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営が悪化し、従業員を解雇する企業が増えている。厚生労働省は失業者の増加を防ぐため、従業員を休ませた企業に支給する雇用調整助成金を拡充しているが、利用は低調。外出自粛で需要が激減した観光業界を中心に、従業員を一斉解雇するなど厳しい対応が目立つ。
厚労省が把握する新型コロナによる解雇や雇い止めは27日現在で3391人。助成金の申請は24日時点で2541件、支給決定は282件にとどまる。同省は対応する職員を通常の1500人から3900人に増やし、申請から1カ月以内の支給を目指す。
4/29時事ドットコムより
助成金低調、申請件数が少ない、支給決定は数件、などと言われていますが、まだ休業始まったばかりの会社がほとんどですから、決定の件数が少ないのは当たり前。申請が煩雑というけれど、雇用保険の助成金はどれも煩雑です。今回特例でだいぶ簡素化されているし、申請したい会社はたくさんいるし、手続をサポートできる社労士もたくさんいます。申請したい会社は是非、お近くの社会保険労務士のご相談を!