企業の年金着服202件 | もっと知りたい労働法!

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東京都町田市を拠点に両立支援、労使トラブル、障害年金などに対応、『悩み』を『戦略』に変える労務管理を提案する特定社会保険労務士櫻井三樹子のブログです。日々の疑問や矛盾と戦います!!たまに日本酒でまったりします。

企業の厚生年金保険料を着服したと見られる事例が、2007年度に202件あったことが1日、わかった。総務省の『年金記録確認第三者委員会』が、保険料を天引きしながら国に納付しなかったと確定した。企業が現存している119件について保険料納付を求めたところ、40件で274万円が支払われた。残りは社保庁が元経営者の住所などを調査している。(読売新聞)

厚生年金保険料は企業と折半負担することになっていて労働者の賃金から労働者の負担分が天引きされる。これを企業が国に納める。社保庁の職員が横領したり、企業が着服している世の中…信用できるのは個人自身?年金制度改革が盛り上がっているけれど、保険料がちゃんと納付されているのか確認できる信頼できるシステムを示してほしいものですね!非正規労働者が増えパートやアルバイトも社会保障の安定のために厚生年金保険料をとるという方向にありますが、個人的には保険料がちゃんと納付されているのかかなり不安です!!

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