派遣労働者にはよい知らせ?マージン率公開の義務化!! | もっと知りたい労働法!

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東京都町田市を拠点に両立支援、労使トラブル、障害年金などに対応、『悩み』を『戦略』に変える労務管理を提案する特定社会保険労務士櫻井三樹子のブログです。日々の疑問や矛盾と戦います!!たまに日本酒でまったりします。

派遣労働者保護のため、自民、公明がまとめた労働者派遣制度見直し案の全文が明らかになった。派遣元企業が受ける手数料割合(マージン率)の公開を義務付けたほか、派遣先企業にも労災保険の補償責任を求めている。また同一企業グループ内に労働者を派遣するいわゆる『専ら派遣』について、規制を新設するという。秋の臨時国会に労働者派遣法改正案を提出する方針だ。(読売新聞)

派遣社員が実際にいくら搾取されているのか今まで明らかでないことが多かったようですが、業種や会社によって異なるといわれています。一般事務職では1/3くらい、技術職では1/2くらいの手数料を取られているケースもあります。派遣は『合法のピンはね』といわれますがまさに『ピンはね』ですまた、『専ら派遣』のマージン率って気になりますね。グループ内でマージンを払っているわけですから…マージン率公開を義務付けることで派遣元は必要以上に搾取できなくなるというのが狙いです。うまく派遣社員の低賃金を改善することにつながればよいのですが…

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