御手洗会長は「ジョブカードと職業訓練を結びつければ介護や保育など必要なところに労働者を移動させる手助けになる」と強調しました。仕事を分かち合うワークシェアリングは「簡単にやれる面と複雑で難しい面がある。各社が工夫し導入すれば雇用の一助になる」との認識を示しました。(NIKKEI NET)
「ジョブカード」って何でしょう?「ジョブカード」とは、これを作成する中で自分の職業能力・意識を整理できるキャリア形成支援ツールです。本カードにより、求職者と求人企業とのマッチングの促進を図ろうというのが趣旨ですが…履歴書や職務経歴書の代わりとなる紙の様式なんですね。これについては、御手洗会長の言うように、求人側からも求職側からも検索できるようなコンピュータ・システムを開発するべきです!
不況で雇用環境が冷え込んでいる、この寒い間に手に職を付け春を待つという、無料の公共職業訓練の受講者が増えています。職業訓練の魅力の一つは、資格者は雇用保険や訓練手当を受けながら、無料で受講できることです。以前は定員割れだったというこの職業訓練ですが、最近では定員をはるかに上回る人気ぶりです。ここで手に職を付けた方々が「ジョブカード」とリンクし必要な業界で能力を活かすチャンスを得られるようなシステムを期待します!!