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皆さんも仕事や日常の中で、誰かと会話をしたり、ディスカッションをしたりする機会は沢山あると思います。

しかし、会話やディスカッションの中で、自分が発した問に対して相手から返ってきた回答に違和感を覚えることはありませんでしょうか?

たとえば、

A氏:今日の降水確率は何%でしょうか?
B氏:今日は傘を持っていった方がよいと思います。

B氏の回答について、何か違和感を覚えませんか?違和感を覚えないとすれば、あなたも日常的に「ずれた回答」をしている可能性があります。

では、どこがずれているのかというと、A氏は「降水確率」について聞いているのであって、傘を持っていくべきかどうかは聞いていないという点です。

恐らくB氏は、A氏の質問に対して、「傘の心配をしているのだな?」と勝手に解釈をし、このような回答をしたと考えられますが、それはA氏が期待した回答ではないのです。

あくまでもA氏は、「降水確率についての回答を期待」しているのです。

仮にA氏に外出の予定がなく、質問にはまったく別の意図があったとすれば、B氏の回答には何の意味も持たないことになります。

何故、このような話をしているのかと言うと、択一式においても同じことが言えるからなのです。上記のB氏のような回答をする方は、択一式で正誤判断をする際も、論点がずれている可能性があるということです。

択一式試験は、「正誤判断問題」です。要するに、「1肢ずつ、試験委員の問いに答えていく」わけです(答えるべきは○か×か、だけですが)。この際、問われたことを正確に把握できないと、正しく正誤判断をすることはできません。

これを克服するためには、日頃から「問われたことについては、問われたように答える」という癖をつけておくことが有効です。

また、このような訓練をしておくことは、社労士となってからクライアントと向き合ったときや、特定社労士のような論述式試験に臨む際にも、きっと役に立つはずです。

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成25年度 雇用保険法 第1問A>

常時5人未満の労働者を雇用する農林の事業は、法人である事業主の事業を除き、当分の間、任意適用事業とされている。

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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!

では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。

常時5人未満の労働者を雇用する農林の事業は、法人である事業主の事業を除き、当分の間、任意適用事業とされている。

法人である事業主の事業以外に、「国、都道府県、市町村その他これらに準ずるものの事業」も、強制適用事業となります。

いわゆる事業形態には、以下3つのものが考えらえますが、暫定任意適用事業となる可能性があるのは、b)のみであり、本肢はc)を除いているため「誤り」となります。

a)法人経営の事業
b)個人経営の事業
c)国、都道府県、市町村その他これらに準ずるものの事業


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