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前回の記事について、沢山のコメントをお寄せいただき有り難うございます。この場を借りて、コメントをいただいた皆さまに感謝を申し上げます<(_ _)>

皆さまがコメントしてくださった内容は、きっと他の受験生さんの役に立つことと思います。

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さて、今日はテキスト学習について書きたいと思います。

テキストを読んでいると、どうしても理解ができない規定やルールってありますよね?

たとえば、労災保険法の事業主行為災害に係る損害賠償との調整、健康保険法の高額療養費、年金2法の年金額自動改定の仕組み等々・・・

しかし、どうしても理解できないテーマについて、無理に理解をしようとする必要ありません。こようなテーマについては、テキストの「強調文字になっている数値や語句を丸暗記する」という学習でも構いません。つまり最低限、「選択式対策」だけを行っておくということです。

この試験の難しさは、「選択式」にあります。選択式は、各科目5点分しか出題されませんが、合格基準点は「3点」(引き下げの場合を除く)です。つまり、各科目とも、原則として「2点までしか失点が許されない」わけです。

しかも、選択式は、どのテーマから出題されるのか分かりません。まったく学習をしていないテーマから出題されると、その時点で基準点割れが確定してしまいます。そのため、どのようなテーマであっても、「選択式対策は欠かせない」のです。

なお、最低限の選択式対策を行っただけでは、近年の「理解」「応用力」を問う択一式の出題には対応できないかもしれません。しかし、それで構わないのです。択一式は科目基準点が問題となるケースは多くありません。他の部分できっちり得点できれば合格することができるのです。

以上を纏めますと、「理解が難しいテーマについては、択一式での得点は諦めたとしても、選択式では点数を取れるように重要な数値や語句は押さえておく。」となります。

社労士試験は、「学習戦略」が非常に重要な試験です。是非、試験方式を知り、効率の良い学習戦略を立てましょう。

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成23年度 労災保険法 第4問D>

療養補償給付、休業補償給付、葬祭料、介護補償給付、療養給付、休業給付、葬祭給付、介護給付及び二次健康診断等給付を受ける権利は、3年を経過したとき、障害補償給付、遺族補償給付、障害給付及び遺族給付を受ける権利は、5年を経過したときには、時効によって消滅する。

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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!

では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。

療養補償給付、休業補償給付、葬祭料、介護補償給付、療養給付、休業給付、葬祭給付、介護給付及び二次健康診断等給付を受ける権利は、3年を経過したとき、障害補償給付、遺族補償給付、障害給付及び遺族給付を受ける権利は、5年を経過したときには、時効によって消滅する。

正しくは「2年」です。

なお、療養補償給付のうち、時効の問題が生じるのは「療養の費用の支給」だけであり、現物給付である「療養の給付」には時効の問題は生じません。


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