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今日は、前回の続きとして、解答スピードを上げるための方法をご紹介します。

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前回お話させていただいたとおり、20分程度の余裕を残しつつ、70問に向き合うには、「1肢あたり33秒」で正誤判断をしなければなりません。

しかし、中には「長文」もありますし、普段とは違う「疲労や緊張」も感じるため、このペースを維持し続けるのは簡単ではありません。

では、どうすれば良いのでしょうか?答えは2つしかありません。

①読むスピードを上げる
②読む量を減らす

①は、「基本事項」をしっかりと押さえることと、問題演習に取り組み文章読解に「慣れる」しかありません。しかし、今から急激に、①のスキルを伸ばすことは簡単ではありません。

つまり、この時期は、「②読む量を減らす」方法について考えておくことが非常に重要なのです。そこで、その方法を2つご紹介します。

~ その1(ショートカット) ~

「350肢」すべてにしっかり目を通すという方も多いかもしれません。しかし、すべての選択肢に目を通す必要はありません。何故なら、5肢択一は、「正解肢」が分かれば点数になるからです(組み合わせ問題は別として)。

ですから、選択肢Aから順に眺めていったときに、明らかに選択肢A・B辺りで「正解肢」と思われるものがあれば、「それ以降の選択肢を読む必要はありません」。時間と体力を浪費するだけだからです。

たとえば、「誤り」を答えさせる設問で、明らかに「数字」が間違っている選択肢などが該当します。このような設問で、根拠に自信があれば、サッサと次の設問へ進みましょう。


~ その2(長文は後回し) ~

選択肢の中には、5行を超えるような「長文」が出題されることがあります。こうした長文は、見慣れた文章であれば別として、「初見」の文章であれば理解するのに非常に時間を要します。

しかし、このような「長文」が正解肢になるとは限りません。また、「長文に正解肢が多いというデータもありません」。

ですから、「長文」の選択肢があれば、「先ずは長文の選択肢を外して」、他の選択肢の中から正解肢を探した方が得策なのです。そして、長文以外の選択肢の中に、正解肢である可能性が高いものが見つかれば、「最後に軽く目を通す程度」に、その長文を確認すればよいのです。

次回に続きます。

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成20年度 健康保険法 第1問A>

定時決定時における標準報酬月額の算定方法について、継続した3か月のうち、報酬支払いの基礎となった日数が17日以上である月が1か月、15日以上17日未満である月が2か月である被保険者の場合は、報酬支払いの基礎となった日数が15日以上17日未満である月の報酬月額の平均により算出される。

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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!

では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。

定時決定時における標準報酬月額の算定方法について、継続した3か月のうち、報酬支払いの基礎となった日数が17日以上である月が1か月、15日以上17日未満である月が2か月である被保険者の場合は、報酬支払いの基礎となった日数が15日以上17日未満である月の報酬月額の平均により算出される。

定時決定の算定対象となる4月~6月のうち、報酬支払基礎日数が「17日未満」である月があるときには、その月を除いて報酬月額を計算します。

つまり、本肢の場合には、報酬支払基礎日数が「17日以上」である1か月分の報酬額のみをもって報酬月額とし、標準報酬月額を決定します。


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