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今日は、意外と勘違いされている方が多い、「一般常識科目の学習方法
についてお送りします。

今更かもしれませんが、一般常識科目で勝負が決まることもあります。
また、残り1ヵ月間で十分対策が打てる科目でもあります。

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先ずは、出題傾向を簡単におさらいしておきましょう。

1.労働一般常識

 a)選択式:法令、労働経済、労務管理など「出題範囲が多岐にわたる
 b)択一式:近年は「労働経済」からの出題が多い

2.社会保険一般常識

 a)選択式:法令、沿革からの出題
 b)択一式:法令からの出題

こうして見ると、「労働一般常識の難易度が非常に高い」ことが分かります。
その上で、得点戦略も踏まえた、お勧めの学習方法は以下のとおりです。

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1.労働一般常識

 1)得点戦略

  択一式での高得点は目指さず、「選択式の基準点超え」を目標とする。
  (択一式は、「社会保険一般常識」で点数を稼ぐ。)

 2)学習方針

  法令、労働経済、労務管理について、「選択式中心」の学習を行う。

 3)学習方法

  a)過去問をあまり重視しない。
   (法令部分は出題がバラけている。労働経済はデータが変わる。)
   (労働経済について、出題形式や論点等を確認しておく程度。)

  b)テキスト及び白書にある「重要なキーワード」をしっかり押さえる。

  c)労働経済(統計)は、数値自体を押さえるのではなく、
   「近年のトレンド」「その背景」「アンケート結果の上位」を押さえる。

  ※「白書」「労働経済」は予備校の資料で十分です。

2.社会保険一般常識

 1)得点戦略

  選択式の基準点超えはもちろん、「択一式で4点」の確保を目標とする。

 2)学習方針

  法令、沿革について、「選択式」「択一式」の対策を行う。

 3)学習方法

  基本的には、他の科目と変わりません。法令部分は同じよう論点からの
  出題も目立つので、「過去問学習」も有効な科目です。

  ただし、この科目の選択式は「沿革」から出題されることもあるため、
  「厚生労働白書」も含め、「沿革」も押さえておきましょう。
  (特に、平成23年度の厚生労働白書は、「沿革・歴史」の掲載が非常に多い!

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成21年度 国民年金法 第3問E>

振替加算の受給対象者が老齢基礎年金の支給の繰下げの申出をしたときは、
振替加算も繰下げ支給され、当該振替加算額に政令で定める増額率を乗じ
て得た額が加算される。

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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!

では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。

振替加算の受給対象者が老齢基礎年金の支給の繰下げの申出をしたときは、
振替加算も繰下げ支給され、当該振替加算額に政令で定める増額率を乗じ
て得た額が加算される


老齢基礎年金の支給の繰下げの申出をしたときは、振替加算も繰下げ支給
されるという部分は正しい記述ですが、この場合であっても、振替加算の
額が増額されることはありません。

なお、これに対して、繰上げ支給の老齢基礎年金を受ける場合であっても、
振替加算は「65歳」から行われます。

つまり、振替加算に関しては、繰上げ・繰下げをするメリットがまったく
ないということです。


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