蝉が鳴くのは求愛行動なので、泣いてモテるなら俺も泣く
現在上映中の宮崎駿監督作品である『君たちはどう生きるか』。僕は未見なのでどんな内容かは存じません。僕の率直な気持ちは「観たいような、観たくないような…」そんな感じでございますね。トレーニングジムが時期的に活況を迎えている。夏前~夏、つまり6月~8月がいちばん混む季節だ。この映画だったら観たいかも……上の呟きで今日の伝えたいことは言い切った。そう、ダジャレが言いたかっただけだ。これ以上、何か書いてしまうのは蛇足以外の何物でもない。でも、これだけだと短すぎる気もする。なにか他に書く事はないだろうか。……“イキる”とは何なのか?を説明しときましょうか。そもそもは関西弁の“粋がる”からきている。つまり「粋ぶっている」という事。『いかにも素敵であるかのように振る舞うこと』だ。分かりやすく言うと『調子に乗る、虚勢を張る、偉ぶる』の意味。自分のことをかっこいいと思って調子に乗っている様を表す言葉だ。ジム内人口が増えてくるのと比例して多くなってくるのがイキリトレーニー達である。大声を出したりぬぉぉぉぉぉぉぉっーー!(うるせぇダンベルをぶん投げたりドッスンっ(危ねぇよ鏡の前でポーズをとったりどうだい俺の二頭筋は(家でやれ大概は周囲へのアピールであることが多い。大きな音を出すことによって「こんな重いウェイトでやってんだぜ」みたいなマウント行為に近い側面もあるけれど蝉の求愛行動にも似ている。音を出す(鳴く)ことによって自己存在を訴求する。音以外にも胸を張り、背中を広げ肩をいからせて歩く輩もいる。自分を大きく見せることによって強さをアピールしているのであろう。そんな動物や昆虫を見たことがある。僕ら老成組(苦笑)からするとそのイキリ具合を生暖かく観察するだけの余裕があるけれど一般的にはウルサいだけだったり、怖かったりする。言ってしまえば、チョー邪魔だ。求愛行為とは真逆な結果になることが多い。イキリトレーニーの傾向として筋トレを始めてから3年目くらいの若者が多い。イチバン調子に乗る時期だ。その気持ち、分からなくもない。さっきから「今時の若い者は…」みたいな老害チックな論調で書いている僕だけど自分自身を振り返って全くイキって無かったかと問われると苦笑するしかない。ただ、僕は丁度その3年目くらいの時期にジム側の人間としてアルバイトをしていた。インストラクターをしていたのでイキリの厄介さもリアルタイムで知っていた。『人の振り見て我が振り直せ』である。早々とイキリから卒業した自覚がある。前にも書いたことあるけれど本物のトレーニー達は基本、気は優しくて力持ち。イキリを通りすぎた仙人みたいな心境で隅の方でシコシコ励んでいる、はずだ。僕は筋トレ自体は34年選手である。ジムの端の方で目立たず騒がず気配を殺してトレーニングしている。仙人の域に達している……はずなんだけどもたまに物珍し好きのトレーニーに話しかけられる時もある。正直、それが女性だったりすると雑念が湧かないことも無いでも無いでも無いでも無い……ってことも無いでも無い……いや、無いと思う。仙人への道は険しいですな。ははははははははははは。