昨年度、オリンピック、グランプリファイナル、世界選手権、すべてのチャンピオンになって、追われる立場になった羽生選手・・・。
浅田真央選手が今シーズンの試合を欠場しているので、余計に氷上のプリンスへの注目度は高く・・・・・。
初めて公式戦は、多くの方の期待が寄せられていたと思います。
グランプリシリーズは、アメリカ、カナダ、フランス、中国、最後が日本で行われ、その中のベスト6が、ファイナルで競うというかなりの長丁場です。
すでにアメリカとカナダで、日本の町田選手と無良選手が1位となり、男子勢は今年も日本代表となる方が世界で戦うより大変となりそうな様子です。
羽生選手は、層の厚い日本男子トップ選手の中で一番若くそして、実力も飛びぬけています。中国大会で、ショートプログラムで珍しく失敗し、逆転をねらう
フリーの直前練習で選手と接触し負傷。生中継だったので、会場の緊迫感が伝わってきました。
予期せぬ出来事に中継のコメンテイターも、動揺は隠せず、氷の上で立ち上がれない羽生選手をみつめるばかりでした。
その後の経緯は、多くの人の知るところで・・・・。
私個人は、羽生選手が強靭な意志の人という印象と19歳にして完成度の高い人間性に、ただただ敬服するばかりで・・・・。
画面上でも、真っ青な顔色に滑るべきではないのではないか・・・・将来がある
選手、ここで無理をして選手生命が短くなっては・・・・。羽生選手のお母様は、どれほど心配されていることかと。羽生選手はジュニア時代は、お母様がコーチをつとめておられ、今のオルサーコーチのように試合の時はいつもリンクに姿を見せておられました。
画面で見る限りは、オルサーコーチは棄権へとうながしているように見受けられましたが、結局、本人の気持ちを尊重されました。
感動的であったのは、誰の目にも明らかで、転倒しても転倒しても挑戦続ける
滑りは圧巻の極みでした。同時に直視できないというか・・・・。
ご本人の気持ちは尊重すべきですし、コーチの判断も間違いであったとも思いません。ただ、大会を運営しているスケート関係者のほうで、こういった偶発的な出来事に職権のようなものがあるべきかと・・・・。羽生選手の周囲が本人を説き伏せることができないならば、大会関係者の判断もあっても良かったと。
少なくとも、画面からは大会関係者が羽生選手の周囲にいる感じはしませんでした。
1位になった、ロシアの選手も点数を見ても少しも嬉しそうではありませんでした。無表情で、その内面は複雑な心情だったのだと思います。
スポーツに限らず、頂点を極める人は人に感動を与える役目を負っています。羽生選手は、それを自覚し実行されています。
車いすで帰国され、精密検査との報道で、更に、次の試合は今月末のNHK杯とたたみかけています。
これでは、ゆっくり休むことができないのでは・・・・と心配になります。
次の試合より、今は療養に専念して欲しいと・・・・・。
何より、19歳!人生は、始まったばかりです。急ぐことはなにもない、将来がある一人の青年としてゆっくりして欲しいと願います。
こういう時計があった頃は、時はゆっくりと流れていました。
