最近のニュースは、目をおおいたくなるものが多く・・・・人が普通の環境で生涯を全うできる環境が脅かされていると感じます。
世界で一番安全な飛行機といわれたマレーシア航空機が、短い期間に二度も事故にあいました。
前回は行方不明のまま、多くの国の必死の探索の甲斐もなく今日にいたっています。
今回は、国際的に安全な航空路とされたエリアでの惨事です。
いずれも被害にあわれた方は、民間人で・・・・。グローバル化が、錦の御旗のごとく人間の未来を明るくしている昨今では、誰にでも起こりうる出来事です。
東西冷戦の頃は、ソ連の領空を西側が飛ぶことはなく、結果、日本からの海外旅行は、最短距離で行くことは叶いませんでした。
我が家のような典型的な中産階級でさえ、家族旅行でヨーロッパに出かけました。東西冷戦後です。旅行会社からの行程表をもらった時、飛行時間が短いのに驚きました。実際に機上の人になって、航空路をモニターで見て、ロシアの
上空を飛んでいる時になって、やっとその驚きの理由がわかりました。
そして思ったことは、旧ソ連の国土の何と広いこと!
飛べども飛べども、地理で習ったソ連の都市が次から次へ・・・でした。
ある時、息子がモニターを見て同じ航空路を高度を違って飛ぶ軍用機に気づきました。息子いわく「ミグの戦闘機」・・・・。息子が気づくと同時に周囲の外国人が、それぞれの言葉で何やら騒がしくなりました。中欧に行く時だったので、
冷戦時代は東側の国の方も多くいらしたので、緊張された雰囲気になりました。
のんきに構えていたのは、日本人のツアー客のみだった記憶があります。
今回のことは、緊張された人達の最悪の懸念が現実になったと。
我が家は、今も昔も日常的に世界を飛び回ることはありません。それ相当の準備をしてからでなければ、外国旅行へ行くことはできません。準備の中で、一番の苦労は、先立つものを用立てることです。庶民なので、当たり前です。桁の違うお金の工面をしなければなりません。
なので海外旅行は、家族の明るく共通の「夢」となります。
行っていない国が、99%であるにもかかわらず、安全が保障される行先が年々、少なくなっています。
主人に言わせると「安全な国なんて、もう、ない! 日本だって、そうだろう・・。」
確かにそうです。国内事件に限っても凶悪事件が報道されない日が、ありません。
なぜそうなったのかは、わかりませんが・・・。
国内外ともに世情がすさんでいることは、確かです。
息子は、「グローバル化が、連呼されれば、その反動でナショナリズムが台頭するのは、当たり前・・・。」と言います。
その知識力で劣る母は、息子の言葉から「グローバル化で、恩恵を受けるのは一部の裕福な特権階級だけで、世界人口のほとんどが、グローバル化の恩恵を受けることなく、自分と一部の恵まれた人達とのうまることがない溝に気づき・・・・・。」という解釈になります。
銃の引き金が、あちらでもこちらでも引かれると、ドミノ倒しのように、普通の人が、安易に銃の引き金をひきます。もし神様がこの地球をお創りになったとしての話ですが、その創造物の中で最低なのが「人間」・・・・。
話が急転ですが、ワールドカップの試合を思いだしました。
選手は、国を背負って戦います。はっきり言って、「ナショナリズムのぶつかり合い」です。でも、この「ナショナリズム」は、見ていて、神様は人間を素敵にお創りになったと思う瞬間です。
決勝戦後のドイツとアルゼンチンの選手のフィールド上での違い。
そして、大会の最優秀選手に選ばれたメッシがそのトロフィーを受けた時の表情。彼が欲しかったのは、個人への栄誉ではなくチーム全体でとるトロフィーだったと、すぐにわかりました。
歴史に残るこのアルゼンチンの名選手は「優勝して、アルゼンチンの国の人々とともに、喜びを分かち合いたかった!」と報道されました。
メッシの言う「ナショナリズム」が、台頭すれば、世の中も明るくなるのにと思いました。
今時、布団を打ち直して使う家は、ごく少数派だと思います。
そもそも、街にお布団屋さんがありません。
技術を受け継ぐ人もなく・・・。
この私のお布団を作ってくださった方も、後継者はいらっしゃいません。
我が家は、古い人間の集まりなので、古式豊な木綿のお布団が好きです。
子供の頃、母は自分の銘仙の着物をつぶして、家族の布団を作ってくれました。
自分の着物をだして、「どの着物にする?」と聞いてくれた母の声が、懐かしく蘇りました。
