人間、所詮は独りと考える方、独りでは、何もできないと思う方・・・。
色々です。私は、時と場合によってこの両極の考え方に心の振り子が大きく振れます。
実際は、そのどちらでもなく漫然と日々の忙しさにまぎれているというのが、本当のところです。余程、大きな出来事に遭遇しなければ、時分が「独り」かどうかなどつきつめて考えません。
ただ今日ある自分を考えると、恩師と呼べる方が何人もいらっしゃいます。
本当に師弟関係にあった方、世にいう有名人の生き方が、我が身のつたなさを修正して、今の自分がいるのだと思います。
そういう意味では、人間は独りでは生きられないと思う派です。
久しぶりに研修講師の役が、めぐってきました。
私が行う研修は「真・報連相」研修だけです。これも、恩師がかなり強引に導いていただいたからの成行きです。
この恩師いわく「人の前で、しゃべって良い人間とそうではない人間がいる。
青木さんは、人の前でしゃべったらいい。」・・・・・。
確かに若いころ、しかもそれもかなり若い時分は、舞台のスポットライトに憧れていました。しかしながら、自分にその才能がないことも、早い時点でわかったので、俗にいう「でしゃばり」「目立ちたがり屋」という言動は慎むようになりました。
人前に私をたたせようとした恩師も「確かに、でしゃばりでも、目立ちたがり屋でもない!」と認めてはくれました。「初めの頃は、周囲に埋もれていた。」
年齢もおつりの人生の域に入ろうかという熟女(?)が、初めてはいる集団で
その容色で、周囲の視線を集めるわけがありません。いるかいないか、わからないどうでもよい存在です。
さりとて、社労士になった以上、顧問先で引っ込み思案をきめこむわけにはいかず、恩師がいうように、とにかく人様の前でしゃべり続けなければ仕事になりません。それも初対面の人との初めの一歩が重要です。
更に事業所の従業員の方の研修となると、責任も重く・・・・。
今回は、事前打ち合わせがほとんどできなかったので、とりあえず無難な進行で、あとはでたとこ勝負でした。プロジェクターを使うのも久しぶり、直前にノートパソコンも壊れてしまい、前途多難ではありましたが、受講生の方の真摯さに助けられて、何とか4時間の研修が終わりました。
「プロフェッショナルを目指して」というかなり大きな研修目的で、構成しましたが、質の高い仕事の進め方が「真・報連相」の陰の理念なので、無難な落としどころです。9月、10月にも続きの研修があります。
私は人格者でもなく他者に追随をゆるさない能力の持ち主でもないので、人様の前で声だかに訳知り顔を決め込むことはできません。
研修に参加される方が、ご自身の仕事を振り返っていただくきっかけになれば、大成功です。
社労士の業務は、すべからく「きっかけ作り」につきるのかもしれません。
事業主の方の重い意思(石)を動かす、テコがきっかけだと思います。
明日は、研修を受ける側です。
真逆の立場になれるのも、この仕事のおもしろいところです。
白神山地のお宿にありました。
これが実現すれば、時間は延々です。
