エピソード | スカッシュコーチGのブログ

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スカッシュコーチの悲哀を綴ったサクセスストーリー
になるはずが、いつのまにやら禅の道に迷い込み・・・


与論島は、珊瑚礁のリーフで囲まれていて
リーフの内と外では、水深が数十メートルも
違います。
波
リーフの内側では、満潮時でも水深10m
くらいですが、リーフの外側では海水が藍色
のような濃い青で、海の底が見えません。
あまりに底が見えず、また吸い込まれる
ような綺麗なブルーに恐怖すら感じます。

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コーチは、このリーフの外に一人で出て
九死に一生の思いをしたことがあります。
ガーン
ちょっと波の高い日でしたが、海辺から
リーフまで200mもない場所で、リーフを
越えてシュノーケリングをしていました。
あせる
ふと海底をみると、波の打寄せとともに
海底に白い泡が、渦巻くのが見えたので
これはヤバイかも、と引き返そうとしましたが

引き波の強さで、体が引き戻されフィンで
フルストロークのキックをしても、全く前に
進まないのです。時計

焦りましたガーン必死にキックしても後ずさりするのが
海底を見てわかりました。

もがくのをあきらめた時でした。
家族のことや、これまでのシーンが走馬灯の
ように頭の中をめぐってきたのです。合格

ここで終りか叫び
その時、足もとの珊瑚を見て、これにしがみ
ついたら、引き波を耐えられるのではないかと
思い始めたのです。ビックリマーク

それから、寄せ波の時は、波にのって前進し
引き波の時は、珊瑚にしがみついて戻される
のをこらえ、次の寄せ波を待ち、また進むを
繰り返し、どうにかして岸辺までたどりつき
そのまま珊瑚の砂浜の上に倒れこみました。

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その夜は、海底の泡の渦巻き音が耳につき、
助かった脱力感とはうらはらに、寝付けない夜
になりました。
満月
おおげさかもしれませんが、死を覚悟した瞬間
それまでの心の焦りや、必死のもがきがなくなり
身も心も穏やかになったのは、なんだったのでしょうはてなマーク

今思えば、これも諸行無常の一瞬だったのかも
知れませんね。