最近は、いろいろなヨガが現れ、いたる所で
教室も開かれていますが、その根源は「禅」
の発祥と同じなのです。

近年、病気ではないけれど体調がすぐれない
人や、病気の予防、健康維持などの目的で
ヨガを始める人が多いのですが、
これは、人間が本来持っている、自然治癒力
の働きに期待しているのです。

ヨガの効果は、この自然治癒力に他なりません。
ヨガの効果として、今は美容や健康を求める人
が多いのですが、本来の目的は、心の健康や
安定を得ることにあります。
ヨガの修行者ヨーギーは、解脱を目的として
修行をしています。これは禅の求めるところと
一致していますね。

座禅と同じく、呼吸や瞑想により目的を達成
するもので、ヨガの動きはその過程です。
このヨガでは、その動き・呼吸・瞑想が、深い
つながりを持っています。
呼吸は心と密接な関係があります。
心が動揺すると呼吸が乱れ、自分ではコント
ロールできなくなります。これは、自律神経の
働きです。呼吸をコントロールすることによって、
自律神経を調整することができるのです。

現代は競争社会であり、勝つことを求められ
ることが、少なくありません。
競争は人と比較をされるということです。
ヨガは、人との比較ではありません。
坐禅も同様に、我に執着しない無我の境地
を求め、内面に目をむけ、穏やかな気持ち
になり、心の安定を得る一つの方法なのです
