座禅の「ざ」という文字は、もともとは「坐」を使うようです。
これは釈迦が「大地にざして」悟りをひらいたことを表す
かのように「土の上に人」という形になっています。

座禅は脳科学上から見ても大きなリラックス効果がある
とのことです。座禅をしている最中に、心身には不思議な
変化が表れます。
最初は「座り方や呼吸法はできているか?」と何らかの
事柄に注意が及びがちですが、しばらくすると、周囲の空気
と一体になったな感覚に包まれだし、深い呼吸を続ける
うちに呼吸していることも意識しなくなります。

この時、脳内では神経伝達物質である「セロトニン」の
活動が活発化します。セロトニンは、うつ状態や興奮状態の
「感情の揺れ」を制御する働きがあり、心のバランスを
保った状態を作りだします。

この時の脳波を測定するとベータ波に混じってリラックス時
に現れるアルファ波も多く見られるそうです。
座禅を長年続けている人と、していない人の脳では、
大脳皮質に、明らかに違う箇所が現れます。

1つは「島」と呼ばれる部分で体の内部の変化を感じ、
感覚や呼吸の状態から、心地よいとか不快などの「気分」
を感じる部分で、もう1つは「背内側前頭前野」という自分
の思考や感覚を「客観的」に観察する部分です。
このことから言えるのは、坐禅の修練を積むことにより
自分の気分をコントロールでき、かつ自身を客観的に
見ることが出来るようになるということです。

明日は、坐禅 その弐 を書きますね

禅 小龍