~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔 -390ページ目

工事入札は安いか? 〜責任の所在もついでに〜②

前回の続きです。
工事入札は安くなるかというテーマ。

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設計事務所と工事会社と事業体を分離することは、双方の会計行き来がないので規模は別としても経費が倍かかると見てよいでしょう。

設計料が標準で工事費の10%あるとします。

工事会社の粗利益率が20%とします。

2000万円の工事で経費が600万円必要な訳です。

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材料費をいくら安くしても、この経費を下げない限り、同じ図面での金額を下げることは出来ません。

設計事務所には設計事務所の言い分が有ります。

工事会社にはそれから後、長きの建物メンテナンス費用や人件費があります。
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適正な利益で優良な会社経営をしてもらって、いつまでも建てた建物に関わってもらい、メンテナンスしてもらったり、時には増改築の相談に乗ってもらったり、親戚の建築のアドバイスをもらったり、いつまでも存在し続ける。

設計事務所にも工事会社にもその義務があり、お客様もそう願っているはずです。
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「でも、安く建てたい!!」

これもお客様の本音です。

この事を根本的に解決しなければならないのではと考えました。

僕が選んだ道

~つづく~


練習はつらいよ 〜冬は厳しい〜

住吉の名門テコンドー道場「融心館」に去年6月から通っています。

夏は暑さでつらいのですが、冬は寒さで問題がおこります。
年齢的に「急が付く」動作をすると、どこか痛めるので体が暖まるまで動けません。

これが、冬は中々体が暖まらず大変です、あっちこっち痛めてます。
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融心館で最年少のセンリ君と心やさしきファイター・ニイジマさんです。

ニイジマさんは全日本ベスト8の実力者ですが、普段は非常にやさしく、子供たちにも人気です。
ただ、一度動き出すとその姿をとらえるのは風より難しいというスピードスターです。


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センリ君のお兄ちゃん、イオリ君はプムセ(型)の練習中です。

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レオナちゃんもプムセの練習、川津師範の的確で厳しい指導中です。

この日も右膝の調子が悪くキョルギ(組手)は子供としました。

ただ、この直前のミット蹴りですでにフラフラ。
ラストの右アットラチャギ(回し蹴り)30連発、左アットラチャギ30連発、左右連打のアットラチャギ30連発、右ティトラチャギ(後ろ回し蹴り)10連発、左ティトラチャギ10連発、合計110発を連続でやった為、足が上がりませんでした。


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普段はやさしくとも、練習では鬼手仏心、3年ぶりに練習へ参加したキトウさん、蹴りまくられてました。
ご愁傷さまです。

融心館では返事や気合いが小さいと即、拳立てです。
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決してキトウさんがダウンしているのではありません。

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この間進級したイツキ君とヒギキちゃん。
お姉さんのヒビキちゃんはお年頃なので顔出しNGでお写真無しです。

今日できたこと

極寒に冷えた大阪でがんばって練習にでたこと

工事入札は安いか? 〜責任の所在もついでに〜

建築や不動産取引の扱いをしています。

おのおのが専門的にやっているので、設計だけの仕事をしたり、他所の設計で建築工事だけしたり、設計も建築もなく不動産売買の仲介をしたり、賃貸物件の管理をしたり様々です。

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その仕事の中で感じたのは「専門分野以外は知らないし分からない、そこから向こうは責任がない」ということが往々にしてあるという事でした。

お客様は、不動産屋も建築屋も設計屋もおなじ「建物」を扱う人間なので、当然みんな同じ知識をもっていて「何を聞いても何でも知ってる」と思っておられるようです。

工事入札の話。

一つの例ですが、「モスバーガー」の店舗は設計施工一緒にできません。設計をとるか、施工をとるかどちらかです。

当然、工事価格は入札となります。

僕の所ではその両方をやりました。果たして安くなったでしょうか?

少し話しが変わります。

皆さんが設計事務所に足を運び建築家の方に聞くとこう言われるでしょう。「入札の方が安くなります。また透明性も高いですからね」
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工事会社に聞きますと「建築家なんか入れたら、工事費が高くなりすよ!」

どちらも間違っていませんが、正解とは言えません。

先ほど述べたように、同じ「建築」のカテゴリーに居ながら、お互いの仕事の内容を全然理解していないので、自分たちの先入観や想像の域の話をしているからです。

建築家が書いた図面をヨーイドンで見積をすればそれに対して金額の高下は出ます。
建築屋が歩留まりの良い材料や間取りで建てれば、同じ面積の家でも建築家の設計より安くなります。


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お客様が、「デザインも良く、すばらしい設計の建物をより安く作りたい」となった場合どうすればいいのでしょうか。
通常の設計事務所であれば「入札」としか答えてくれないはずです。
悪い設計事務所なら「建築業者バンバン泣かせて赤字でやらせてやろう」なんて思うかもしれません。

答えから言うと入札をしても安くなりません。

その工事会社ごとによる仕入れの割合、労務費、営業利益を突き詰めて行く訳ですから、最終的に僅差しか出ないわけです。

赤字で仕事をすることは企業として罪な訳ですから、最終金額にも利益はあります。

あぁ、安く出来た。

?設計料があった!

工事価格の10%ぐらいですから2000万円の家なら2200万円です。

そうです、事業体が分かれるので経費が2重にかかっている訳です。

~つづく~