髪の主治医
今日、馴染みの理髪店のオーナーである後輩君に、暫しのお別れを言うために
髪を切ってもらいに行ってきました。
暫しのお別れを言うのは、これから1年間新たな仕事のお付き合いをいただく
美容院さんのお世話になるため。
仕事とは別でしょって思われるかもしれませんが、私という人間を買ってくれて
1年間付き合っていただく決意をしていただいたなら、私もそれに答えるべきだと
思っています。それが私の付き合い方なんで、迷いはありませんでした。
思えばこの数年間、後輩オーナーには全てをお任せしてきました。
必ず「今日はどうします?」と訊かれますが、私は「春風に頬を撫でられた感じで」
とか「夏の日差しにも負けない凛とした感じで」などと答えます。でも必ず彼は
「分かりました」と言い、迷わず切り始めます。
多分、前回切ってから何日経っているか把握していて、更に私の性格を熟知し、
この季節にはこんなイメージを好むであろうと、過去のデータを瞬時に紐解きながら
予測をしているんです。
そんな彼の仕上がりに不満を持ったことは一度もありませんでした。
彼は間違いなく一流の技術を身に付けていますが、素晴らしいのはそれと同等の
コミュニケーション力と洞察力、表現力を身に付けていることです。
いつもキレイサッパリするまでの1時間は楽しかったり、議論したり、
考えさせられたりと、職人であると同時にサービス業の何たるかを心得ている
彼には、後輩ながらいつも関心させられっぱなしでした。
そんな彼に切ってもらえなくなるのはちょい淋しいですが、また来年のこの時期に
ひょっこり顔を出してみます。
多分、笑顔で楽しげに会話しながらも私の髪の毛を切るという真剣勝負をしている
笑っていない眼差しは何も変わらないはずですから。
最終回
あ、いや、このブログじゃなくて、ドラマの話し。
この時期、どのドラマも最終回を迎えてますね。
どんなドラマでも最終回に向けて、小さな出来事が束になり、繋がり、
大きなメッセージとなって視聴者に発せられます。
ほとんどのドラマや映画はこのメッセージありきで序章を迎えます。
それは話しの組み立ても同じことで、伝えたいことありきで話し始めます。
これが無いと、途中で「あれ?結局何が言いたかったんだっけ?」なんてことに。
最後に伝えたいことがあるからこそ、それをより分かりやすくするために
比較対照物や比喩や事例を用意します。そして時には敢えて全く反対の意見も
持ち出したりします。
それらはドラマに例えると、“あ~、分かるわ、その気持ち!”とか、“ふ~ん、
そんな考え方もあるわけね~。。。”なんて共感を得るために必要なエッセンスに
なったりするわけです。
ハッピーエンドのドラマでも、最初から最後まで波風の立たないハッピーだらけだと
見てる方は飽きてつまんなくなっちゃいますよね?
最後により一層ハッピー感を味わって貰うためにはノッキングが必要なんです。
映画の世界は途中のノッキングが複雑すぎて、結局メッセージが分かんなかった
なんてモノが多々ありますが。。。
どちらにしても、脚本家の方々は相当な人間研究家で、心理学者的な要素が
たっぷりでないと務まりませんね。
今日の結論。
どんな短い話でも結論は不可欠。
その結論をより印象付けるにはノッキングがカギになります。
オチなし。。。
転勤
私は山口に生まれ、山口に育ちました。
前職は全国への転勤が付きまとう仕事でしたが、独立してからはその心配は皆無。
いざ転勤を言い渡されれば、僅かな時間の間に現環境に区切りをつけて
新生活に向けて慌しく準備をしなくちゃなりません。
生活の変化よりも何より大変なのは、新生活でのコミュニケーションの構築でしょう。
引継ぎはあるものの、ほぼゼロからのスタートです。
多分、私の年齢ではキツイことでしょう。
仕方の無いこととはいえ、それを受け入れ旅立つ会社人には頭が下がります。
今夜はそんな先輩を送る会がありました。
後輩からかける言葉ではありませんが、ご活躍を期待しています。
そして偉くなって帰ってきてから使ってもらえるのも期待してます!
あー、楽しい酒でしたぁ。。。