サッカーを愛する人たちの力
「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチがんばろうニッポン!」の
日本代表 vs Jリーグ(選抜)TEAM AS ONEの一戦が行なわれましたね。
結果は2-1で日本代表が勝利しましたが、そんなことはどーでもよくて、
素晴らしいのは44歳カズのゴールと、チャリティーマッチなのに衝突寸前まで
ヒートアップする闘莉王と李、そして何て言っても4万人のサポーター達。
まず、カズはやっぱり凄い!確かに身体能力は確実に落ちているけど
やっぱり「持ってる」んですね。
普通なら既に引退していて当然の年齢に達していながら、未だに自己節制を
しながら自分を高め続けている。
しかも今でも大真面目に代表入りを狙っている。
サッカーを良く知らない人達には、その直向な姿勢は滑稽とも映るでしょうね。
でも、そのカズの強い思いこそが、唯一成功者に必要とされる能力なんです。
そう、「諦めない」こと。
いくら頭が良くても、資産を持っていても、やることなすこと全て途中で
心が折れていたら、本当の成功なんて有り得ません。
カズの凄さは、いつも気持ちと身体の準備を万全にしているところ。
だから今日のようなゲームでゴールできるんです。決して偶然ではありません。
改めて「諦めない」コトの大切さを目の当たりにし、反省しました。
そしてチャリティーマッチなのに衝突寸前までヒートアップする闘莉王と李。
得てして「これってチャリティーだから、半分お遊びでしょ?」って思われがち。
ま、そんな選手がいなかったとは言いませんが、何もヒートアップしなくても。
でも、それくらい本気だったんです。それが今の彼らにできる一生懸命なんです。
だから決していいとは言えませんが、その心意気には拍手を送りました。
あぶれた人が出たほどの観客、その数4万人強。
東北地方のチーム、しかもJ1のチームではなく、レノファと同じ地域リーグに
所属するチームのダンマクが掲げられていたり、ゲーム終了間際には
ベガルタ仙台の選手入場時に歌われる「カントリーロード」がスタジアムを
包み込んだり。
あぁ、ここにいるのは、単なるJファンや日本代表ファンだけじゃない。
サッカーを愛する全てのカテゴリー、全ての老若男女が集っているんだ。
そんな心強さを感じるサポーター達でした。
スポーツには今日のゲームに見られるように、人を、人の心を動かす
力があります。
その力を持っているのスポーツは、何もサッカーだけではありません。
野球はもちろん、ゴルフだってバレーだってバスケだって。
サッカーのマネと言われたって、二番煎じだと言われたっていーじゃん。
自分達が持ってる力が証明されたんだし、使わない手はありませんよ。
その力を待っている人は東日本に沢山いるんですから。
いや、東日本だけじゃなく、日本中ですよね、きっと。
街の電気屋さんの武器
今日出先で、いわゆる街の電気屋さんとお話させていただきました。
その中で驚いたのは、家電によっては量販店用と一般小売用と、違う部品が
組まれ、そこから価格差が生まれているという事実。
安いには理由があり、長い目で見ての損得を考えないといけませんね。
さて、その方との話しの中で、「昔からのお馴染みさんが代替わりして、
その殆んどが量販店で購入する。修理だけ街の電気屋へ。それでも
繋がりを断ち切りたくないから出来るだけのことを事はする。」という件が。
前述の事実を知らないからそうなるのも当たり前。家電なんてカタログ見れば
大体の仕様はわかるからネットで安く買えちゃうしね、とも。
では、街の電気屋さんはどうやって生き残っていくのか?
ずばり「人間力」以外、何ものでもありません。
前にも書いたかもしれませんが、私の前職は旅行会社。
今では慣れた人なら、国内の宿泊程度であればネットで十分確保できます。
では旅行会社はネットにどう立ち向かうのか?
それも街の電気屋さん同様、「人間力」です。
そしてそこからもたらされる安心感です。
カタログやパンフレットには載っていない、客の欲しているピンポイントの
ちょっとした情報を与えられるかどうか。
「その後テレビの調子はいかがですか?」「お帰りなさい。温泉はどうでした?」
そんな細やかな心配りが人の心を離さないのです。
いま、本もとの不景気に加えて震災の暗いムードが日本中を覆いつくす中、
業績が落ち込んでいる企業も多いはず。
そこを乗り越えられるかどうかは社員の、会社全体の人間力に掛かっています。
これからの時代はもっとネットショッピングが当たり前となり、それを
使いこなす世代が最重要顧客層となってきます。
確かな技術と一流の商品を揃えていても、人間力が備わっていない企業は
淘汰されていくでしょう。
「人間力」それは人を思いやる気持ちから始まるんです。
アイデアは共有することで武器となる
レノファ(だけじゃないんですけど)のゲームを観ていてたまに思うのは、
「あ、今のは良いアイデアだけど、パスの受け手が感じてなかったね」って事。
問題はその思い違いが今回に限ってのことなのか、良くあることなのか。
後者であればパサーの独りよがりの可能性大ですね。
これは日常生活でも、もちろんビジネスの世界でも有りがちな話しです。
要するにイメージの共有が出来ていないから起こるミスなわけで、
納得するまで話し合い、イメージを共有する努力を怠った結果といっていいでしょう。
ビジネスの世界では、上司が「そこまで言わなくても分かるだろう」という
甘い認識で、曖昧な指示しかしていないことから起こることもしばしば。
10年以上共にしているビジネスパートナーならまだしも、経験の浅い社員には
通用しません。だってこれまで育った環境や文化や経験が違うんですから。
あ・うんの領域に達するまでには教える、または気付かせる労力を
惜しんではいけないってことですね。
ま、レノファの中では年齢や経験年数の上下はあっても、プレーに関しては
上下が無く、何でも言い合えるはず。
今シーズンから加入した選手の数だけ、戦術やアイデアも増えました。
シーズン開幕までの間にこれまでのセオリーを再確認・共有するとともに
折角プラスされた新しい戦術・アイデアを早く共有し、武器として欲しいもんです。