島津のタイマー | seekerのブログ

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ニュースになっていた島津製作所の「タイマー」問題。

 

 

-壊れたっぽいから業者呼ぶわ。

 なんかやっぱ部品が壊れてるらしいで、交換するってさ。

 200万だけど仕方ないね、業者が言うんだから。

 

ふつう、そうなる。

 

『なにがどう壊れたか、その原因は何か』

 

発火や人死にでも出ない限り、

ユーザーがそういうことを追及してくることなんてまずない。

 

業者にしてみれば無知なユーザー・・・もとい

多くの「ごく一般的なユーザー」は御しやすい。

だからといって、

自動的に壊れる仕組みを仕掛けるとか、

紳士協定にもとること甚だしい。

 

紳士協定なんて持ち出さなくても、

要は、うそつきなわけだ。

(半島とか大陸の人間のように)

 

 

現代、我々の身の回りはありとあらゆる工業製品が

ハードとソフトで動いている。

その仕組みをいちいち理解している人なんていないし、

壊れれば多くの場合、修理か、買い換えである。

 

本当に

メーカ側にこういう時限爆弾的思想がまったくないだろうか。

今回発覚した「島津メディカルシステムズ 熊本営業所」

の幹部社員という個人の問題だろうか。

 

三菱自動車の不正隠しの上を行くスキャンダルなわけだが、

実は氷山の一角だったりしないだろうか。

 

 

 

今回の発覚ルートも興味深い。

 

客先は時限タイマーの存在を全く分かっていなかったようだし、

となれば、内部の人間、あるいは退職した元社員スジが有力だ。

 

2017年の出来事であり、5年間埋もれていたことになる。

不正を働いた幹部社員との対立から報復告発に至ったのでは、

などと想像をめぐらせる。

 

いずれにせよ、

告発がなければ水面下で続いていた可能性はある。


すべての顧客の信頼を失った

島津メディカルシステムズ、ひいては島津製作所が

これからどのように対応していくか注目である。

 

 

なお、島津製作所のHPではニューストピックとして

本件について言及しているが、

なんとも印象のよろしくない言いようだ。