貯蓄を増やす一考察 | seekerのブログ

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身勝手な俺が繰り出す、書いた本人もろくに覚えていない言葉の集合体

老後2000万円問題だとか、一億総投資家時代とか、

年金支給の後ろ倒しとか、定年の延長とか、

そういった記事があふれてて

なんだか漠然とした危機感ばかり煽られている気がしてならない昨今。

 

いろんなメディアから情報が出回っているけど

その出所は源流を辿っていけば「国」である。

 

そして、そこに込められているメッセージは

「面倒見切れないから、自分でなんとかしろ」

に集約されると思う。

 

そういうメッセージをさまざまな濃度に希釈して世の中に拡散し、

ある日突然やってくる政策の大転換を受け容れさせるための

土壌作りをやっているのだろう。

 

でもまぁ、ホントのところは知らんよ?

新聞も読んでない、経済や政治に深い造詣があるわけでもない

一市民が肌で感じてること言ってるだけだから。

 

けどまぁ、国政の中枢に居て「全体」を把握している人は

そういうことを考えているんだろうなぁ、くらいは想像できる。

 

 「正直、もうムリぽ」

 

 

最近、よく聞くキーワードに「持続可能な何々」というものがある。

主にエネルギーや環境関連だね。

経済成長に関するキーワードと一緒に使われることも多い。

 

でも、なんで以前は聞いたこともなかった「持続可能」なんて言葉が

出てきたんだろう。

 

そりゃ、

 

 「今はいいけど、この調子だとこの先破綻するね。うん。」

 

って気がついたからに他ならない。

ま、実際はもっと前から気付いていたけどここにきて尻に火が付いた

ってのが本当のところじゃないだろうか。


 

 地球規模の懸念。

 日本国の懸念。

 自治体の懸念。

 そして

 個人レベルの懸念。

 

 

規模や深刻度から言えば上に行くほど大きい。

しかし、我々善良なる市民は、個人レベルの懸念

(=自分自身の経済状況)のほうが深刻であり、

最優先課題だと考えている。

(そこは致し方ない。俺だってそうだ)

 

ただ、

現状あるいはちょっと未来を悲観していても一歩も進めないから、

これまで通り歩きながら(あるいは走りながら)、

「今のまま」から少しずつ変えていかなければならない。

 

では個人にとって最大の懸念である

「自分自身の経済状況」を変えるためにすべきことは何か、

と言われたとき

まず俺が思うのは、投資でも節税でも転職でもなく、

「状況の正確な理解」だと思う。

 

 

 なんだよ、もっと現実的、実務的なこと言えよ、

 とクレームがつくのは承知している。

 

だが実務的な行動の前に「理解」をしなければだめだ。

理解し、選択し、自分の信念をもって行動する。

このプロセスを踏まなければ行動の「継続」は難しい。

 

 

全部ひっくるめて

「意識改革」なんて一言に置き換えることもできる。

 

 

では、本当に意識改革をしていくための具体的第一歩は

なにかといえば、「文章を読む」ということになる。

 

純粋に自分の中から意識改革するのは難しい。

やはりどうしても外部からの刺激が要る。

外部の情報を取り入れて自分の中で理解し、

自分の意識に刺激を与えることで、

「では自分はなにをすべきか」

という「選択」というステージに立つことができる。

 

 

たとえば

 「資産を増やすために投資(株)を始める」

という行動の前には

多数の文章を読み、理解する必要がある。

 

文章を前にして「あー、めんどくせ」と

言ってては前に進めないのである。

文章を読むことが難しい人は投資などによる資産形成は難しい。

それこそ何も読まずにできるパチンコや競馬に行ってもらえばいい。

 

だが、国が暗に示してくる資産形成のガイドラインは

パチンコや競馬ではない。やはり投資なのである。

 


ただ、個人的にはそれほど投資に肩入れしない。

だって、これも自分ではコントロールできない

「規模の大きなギャンブル」と変わりないと思ってるから。

 

それでも世界の過去何十年の経済成長を見る限り、

その実績から

「長期的に投資しておけば資産が増える」

といいうのもまた事実である。

 

 

そういう情報を収集し、理解するにも

やはり「文章を読む」ことが求められる。

 

 

 「状況把握のためにとにかく読め。読んで理解しろ。」

 

※あえて主語は書いてない。何を読むかは個人の判断だ。