いやー、久しぶりに面白いブログに当たって、
初投稿記事から現在までをずっと読んでた。
フィクションかノンフィクションかは判断つかないけれど、
ダメ人間っぷりがリアルで話に引き込まれる。
大体そうなんだけど、
配偶者の実家が近いと、いいことないよね。
自身が夫(または妻)という自立すべき立場と、
自身が子という甘えられる立場。
双方の物理的距離が近いと、
ダメ人間は当然ラクな方に流れる。
本来、自分自身が死守すべき「絶対防衛線」からは
退いちゃいけないはずなのに、
今の場所でなにかあると
すぐに放棄してさっさと後退(=逃避)してしまう。
そういう人間を配偶者に持つ人は本当に不幸。
タッグを組んで戦い抜かなければならない人生において
相方がさっさと戦線離脱して、ワンオペせざるをえないのだから。
この話はそのクズ男の奥さんが
一人最前線で戦っている話が綴られているわけだが、
それにしても、気の毒なほど金に困窮している。
ブログにはその困窮っぷりが切々と綴られるが
そこに出てくる金額(節約だとか、ポイントだとか、副業だとか)は
本当に小さくて、そんな数字をまわさないと毎月乗り越えられないのか?
というほど、ちょっと信じられない家庭である。
借金もあって、
自身もアルバイトしながらその返済に四苦八苦しているのだが、
クズ男は仕事が長続きせず、理由をつけてはすぐに無職に転落する。
内弁慶のクズ男はモラハラの嫌いもあり、
奥さんの周囲は口を揃えて離婚を促すが、
奥さんは口に出せずにいる。
さらに途中からクズ男側の両親、義理の弟などが登場するが
この一族、クズ男ほどではないにしても
あまり褒められた種類の人たちではないことが伺い知れる。
いわゆるその血筋というやつだろうか。
いずれも金にだらしがない。
その「血筋」の悪さを証明するように、
今度は娘(奥さんとクズ男の間の実子)のだらしなさが描かれる。
(女の子は男親に似るって言うしね)
いやー、本当にだらしないねぇ。金にも自己管理にも。
こんな女(=話の中の娘)を配偶者にしたら、「家」はダメになる。
でも、数年後、知らずにこいつをつかまされる
気の毒な男が現れるんだろうな。
これがノンフィクションだとすれば
さっさとこの一家は「解散」すべきだと思うし、
フィクションならもうちょっと盛って
連ドラにでもすると面白いかもしれない。
ダンナもどこかにカウンターブログ書いてないだろうか。
唯我独尊
何で俺ばっかり
俺の本当の居場所はここじゃない・・・的な