精度 | seekerのブログ

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身勝手な俺が繰り出す、書いた本人もろくに覚えていない言葉の集合体

 

世の中、ある程度の見込みに基づいて動いている。

 

明日の予定や、飛行機のフライト時間や、

大きなものは国家予算なんてものも誰かの「見込み」に基づいている。

 

その求められる正確性はまちまちであるが、

その見込みを頼りに物事が決まっていくものであるのなら

ある程度の精度は必要だ。

 

来年度の都の道路整備予算がいくら見込みとはいえ

「10万円」であろうはずがない。

 

 

年末に某ネット電気店オーダーした品物は

先方からの「受注しました」メールによると

納期が3週間ほどかかるようなことが書いてあった。

 

うん、まぁ

年末年始だし、ばんばん売れるようなものでもないから

在庫もないのは仕方ないね。

と、思ったら年明け早々、発送準備が整ったとのメールが来た。

純粋に年末年始停滞しただけで、モノは1週間で入手のはこびだ。

 

この例は見込み違いが「いい方向」に働いたわけだが、

このショップのテキトーな納期連絡は実はこれが初めてではなかった。

 

 

昨夏、同ショップでエアコンを購入したのだ。

 

翌日届いたメールには納期が2週間とあったため、

その日程に基づいてエアコン工事を手配したのだが、

さらにその翌日(購入から2日後)には、

「準備整ったから明日送るねー」メールが届いた。

 

いや、確かに最初のメールには「2週間」ではなく、

「2週間『以内』」とは書いてあった。

だが、実際は到着までに4日だ。

 

10日も早く着いたエアコンの室外機と室内機は

我が家の狭い廊下に居座り、とんでもなく邪魔だった。

 

さすがに「明日送るねー」メールには「ちょっと待った」の連絡をしたが、

店側の言い分は、

 

「納期はあくまで「目安」だから、黙って受け取れ。」と。

 

  アホか。

  目安にもならんわ。

 

 

そういうわけで、

これからは相手の動きに、こちらが影響を受けるような場合は

(たとえ嫌がられても)相手に徹底的に確認するか、

デタラメな相手とはハナから組まないのが得策、

ということを学んだ。


プライベートであれ、ビジネスであれ

物事を見積もるときは、できるだけその精度を上げることが、

相手に対しての配慮である。

そして、それは双方の信頼関係とは決して無関係ではないと思う。

 

 

もっとも、このショップの場合、

そういう配慮を省いて価格を下げてます、というなら

それはそれでアリなのだろう。