斜面と壁と頭のおかしい女 | seekerのブログ

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身勝手な俺が繰り出す、書いた本人もろくに覚えていない言葉の集合体


いつもの2.5倍ほど眠っていた。
ただし、そのうち20%程度は浅い眠りだったのだろう。
半覚醒の意識の中で相変わらず脈絡のない夢をみた。



急斜面の遙か下に街があり、その先に海が見える。
俺は坂を下りて海にまで出たいのだけど、
その手前にあるはずの街でさえ、恐ろしく遠いのだ。

その斜面(芝生のように短い草で覆われている)を
腹ばいになって滑っていけば
眠っていても辿り着けると思い、
斜面を滑り始めた直後、
街よりもずっと手前に高い壁が左右に広がっているのが見える。

その壁の傍で遊ぶ子供たちの背丈と比べると
どう考えても乗り越えられない巨大な壁だ。

壁の右側は崖で崖下を海に向けて川が流れており
左側は大きな沼地だ。
このまま壁まで行き着いても
おそらくどちらにも迂回できずに、
またこの斜面を上がってこなければならない。

・・・なんて不毛なマップなんだ。
(ロールプレイングゲームかなにかだと思っている)

滑り下るのを諦め、
憂鬱な思いでその急斜面を上るのだが、
それが少しもきつくないし、
急斜面であるのに、足下も少しも不安定ではない。


やがて、もとのアスファルトの道に出るのだが、
そこへ軽トラックが・・・


軽トラックを運転していたのは女性だが、
顔は覚えていない。
そしてその女はすこし頭のネジが抜け落ちている。

なのに
なぜか俺はその女と一緒になる。



もうじき春だし、出会いの予兆だろうか?

・・・頭のおかしい女と?