今回は、
レジンキットです。
HINODE 1/72
四式中戦車 チト 量産型 です。
“ TYPE 4 CHITO PLANNED PRODUCTION Ver. ”
対戦車戦闘を重視し計画された
四式中戦車は、
終戦までに2両の試作車が完成し
試験がおこなわれていました。
完成したのはこの試作車のみでしたが、
この当時すでに平行し
て量産に向けた準備が進められており、
生産性を考慮した形状へと
変更する設計図面が描かれていました。
この量産型は
終戦時に完成していた試作型とは
異なる車体上部形状を持ち、
三式中戦車と同じ砲塔に
長砲身の75mm砲を搭載するものと
していました。
画像の商品は、
少し前に
ヤフオクを覗いていて見つけものです。
こちらのメーカー(個人?)は、
かなりのアイテムを
1/35、1/48、1/72、1/144などの
主要スケールで販売しています。
今や、
データでの出力で
スケールの変更も融通が利く時代ですね。
試しに、
こちらの四式中戦車を購入してみました。
パーツは、
砲塔、砲塔ハッチ 2枚、車体、左右足回り、
の6個です。
画像で持っているのは
左側の足回り部分で、
転輪類はダブルで再現され、
キャタピラの歯や
サスペンションボギーなど、
細かく再現されています。
3Dプリンターの出力時によるサポート材は
ほぼ削除されている状態ですが、
伸ばしランナーのような細かいものが、
所々残っています。
地道に処理をして、
組んでみたいと思います。
ミニスケールで四式戦車と云うと、
古くは童友社(旧緑商会)の
ゼンマイ走行チープキットがありましたが、
ディスプレイタイプの
リアルなインジェクションキットには
恵まれておりませんでした。
※童友社1/76 四式戦車
レジンキットでは、
OSTMODELS 1/76、フェアリー企画1/72、
などがありましたが、
入手は困難でした。
続く。