今回は、
情景のアクセサリーです。
タミヤ 1/35
ドイツ 初期型ジェリカンセット です。
“ GERMAN JERRY CAN SET（EARLY TYPE ） ”
ジェリカンは、
プレス加工された2枚の鋼板を
溶接して作られた燃料容器です。
第2次大戦の北アフリカ戦線において、
イギリス軍がドイツ軍の20L燃料缶を
ドイツ兵の蔑称「ジェリィ」（Jerry）を冠して
「ジェリィカン」（「ジェリィ缶」とも）
と呼んだのが名称の由来とされています。
ジェリカンのオリジナルは、
1935-1936年頃にドイツ軍から要請を受けた
"Schwelmer Eisenwerk Müller & Co AG"の
フィンツェンツ・グリュンフォーゲル
率いる技術陣によって開発された
Wehrmacht-Einheitskanister
（国防軍規格型容器）である。
この燃料容器は、
1936年に約5,000個先行量産されたのち、
翌1937年からドイツ軍に大量導入されました。
従来の200L入りドラム缶や、
三角柱を横倒しにして上部に
ハンドルを付けた形状の
20L入り燃料容器に比べて
持ち運びや車両への積載が簡単で、
兵士がポンプを使わずに
直接車輛の給油口に燃料を注ぐ事ができる
利便性を有していました。
1940年からは
飲料水運搬用の同型容器も導入され、
特に乾燥地帯で
水の補給が困難な戦域で重宝されました。
キットは、
第2次大戦初期に使用された
ドイツ軍のジェリカンセットです。
シンプルな、
Xパターンのプレスラインが特徴です。
セット内容は、
ジェリカン12個に加え、
雑具箱やジャッキ、ジャッキ台、
ノテックライト、テールランプ、
車間表示灯なども用意。
タミヤの旧キットのディテールアップに
使えそうなものばかりですが…
考え過ぎかな(^^ゞ
続く。