今回は、
ロケット砲搭載戦車です。
トランペッター 1/72
ストゥルムティーガー です。
“ 38cm ASSAULT MORTAR STURMTIGER ”
Ⅳ号駆逐戦車ブルムベアの活躍によって、
1943年8月には、より強力な、
城塞攻撃用の突撃戦車の開発が開始、
搭載砲は海軍が保有していた
38cmロケット砲が選ばれました。
車体は、
砲の大きさと防御力の観点から
ティーガーⅠ重戦車となりましたが、
ティーガーⅠ自体が、
戦車として1輌でも欲しい状況であり、
損傷や修理のために
本国に引き上げられた車輌を
改修する方式で生産されていました。
この車輌は使用車体から
ストゥルムティーガー(ストームタイガー)
と命名され、
1944年8月から同年12月までの間に
18輌が生産されました。
同車が装備する38cmロケット砲は、
最大射程4600m、炸薬量135kgを誇る
極めて大威力の火砲であり、
その一撃はコンクリート製などの
頑丈な建築物を破壊するのに
充分な威力を持っていました。
トランペッターは、
1/72ティーガーⅠを、
初期型、中期型、後期型とリリースし、
その流れで、
このストゥルムティーガーを発売。
キットは、
ハッチなどの開閉選択は犠牲とし、
シルエット重視のシリーズです。
しかし、
コレクション性は高く、
バリエーションとして揃えるには、
向いていると云えます。
ストゥルムティーガーも、
昔はスクラッチネタの一つでしたが、
タミヤが1/35でリリースしてから、
何かメジャーになっちゃったかな。
続く。