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KV-220 ロシアン・ティーガー です。
“ KV-220 “Russian Tiger”
Super Heavy Tank ”
足回りも何とか組んで、
次は車体上部です。
車体上部は、
大まかに1パーツで再現され、
後は、
機銃、ライト、クラッペ(覗き窓)、
雑具箱など、
小物を付けていきます。
ワイヤーは、
自分で作れとの指示ですので、
いつもの坪糸(化繊)で再現します。
坪糸は、
瞬間接着剤との相性も良く、
塗装にも問題ないので、
昔から使っています。
右側からの俯瞰。
例の足回りは、
こんな感じになりました(^^;)
情景前提の工作になりましたが、
ドイツ戦車を対峙させようとすると、
車種に困ります。
このKV-220は、
今回のキットの107mm砲塔こそ、
未完で終わっていますが、
KV-1の砲塔を搭載したKV-220は、
1941年に、
レニングラードに実戦投入されており、
この時のドイツ戦車と云えば、
豹や虎はまだ出現しておらず、
主力は、Ⅲ号はJ型、
Ⅳ号はD型くらいでしょうか。
この時点では、
ソ連戦車に、
大きなアドバンテージがありましたが、
このKV-220(後のKV-3)は、
計画が頓挫していますので、
翌年のティーガー戦車の出現には、
さぞかし面喰ったと思われます。
続く。