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初出: 2004年
おすすめ: ★★★★★
何年ぶりかで引っ張り出して来て読みました。
サイバラ作品で一番好きなヤツ。
2010年に映画化もされたヤツ。
また読みたい波が来た~~![波](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/304.png)
![波](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/304.png)
この漫画の奥は深い。
サイバラ画伯のサササな絵柄の裏で、深海くらいの深さを持ってると思う。
だってお下品な言葉の山の中に金言がガッポリ埋まってるもん。
んで、バーッと言うとこの漫画はこう↓
笑える
せつない
えげつない
あったかい
淋しい
たくましい
泣きたくなる
元気でる
うーん…小学生並みの言葉の羅列。
でもこんな感じ。
矛盾した言葉がまぜこぜだけど、マジ私にはこんな感じ。
いやーしかしね「その村の女でいる事」ってクッソハード!!
だって男どもは超絶ろくでもないし。
なのに女たちは恋をしないで生きられないから。
ええやんか
あんたの好きにしたら
そばに好きがあったら
人生毎日正月やで
好きは
きれえな花みたいやし
なおこのお母さんの言葉。
これ好き過ぎる。
「好きはきれえな花」だって……![ガーベラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/155.png)
![ガーベラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/155.png)
下ネタの雑草の中に、時々こんなに美しい言葉が咲いてるのよ。
何度読んでもヤバいわ。
サイバラさんヤバいわ。
あと…インパクトものすっごいやつ!
「ろくでなしダンナの腹を刺身包丁でぶっ刺した後、その包丁でマグロをさばき続けるひろこちゃんの話」ね。
もー壮絶過ぎんでしょ……ゾッとするわ![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
でも、サイバラさんの絵だからむちゃくちゃ笑えるんだけどねっっっ!!!