あらすじ:
「行き過ぎたスキンシップ」はできても「好きだ」は、怖くて言えない。それが僕を苦しめていく・・・。“全員、片思い”の群像劇。
おすすめ: ★★★★
ブロ友Nさまに教えていただいて好きになった岸虎次郎さん。
新刊入手
めーーーーーちゃよかった!
好み過ぎるわっ!!
片思いも玉砕も大好物ですんで。
ハピエン?なにそれ。
食べられるの?
てなもんです( ̄m ̄〃)
:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:
ところは男子校。
クラスメイトだったり、先輩だったり後輩だったり。
彼らは気づけば身近な誰かに惹かれてる。
同性なことはわかってるけど。
それでも、頭でわかってても心(と身体の一部)は「彼」に向かってしまう・・・。
「男子にときめく男子」。
それは思春期特有の熱かもしれないし、一生お付き合いする性的指向かもしれない。
まだまだ未完全。
そんな、ふわふわした時期の一片を切り取った短編集。
これを描いてるのが男性というのもなかなかオツです。
【裸眼と眼鏡】
爽やか男子→メガネ男子
メガネをかけてあげることに興奮を覚えてしまうのは、恋してるから?
着火ポントは人それぞれなんだなあ
【あの手この手】
クラスの中心男子→爽やか男子
爽やか男子の大きな手は、バスケットボールや絵筆を器用に操ります。
手が綺麗・・・・・。
かなり高ポイント!
わかるわかる
【おとこのこ】
女顔男子→クラスの中心男子
文化祭。
乗せられて女装したものの、意中の彼には不評・・・。
切ない。
切ないなあ。。。
【slightly dizzy】
映研の先輩→女顔男子
こちらではその女装男子にときめいちゃった(&もよおしちゃった・・・)センパイ!
最後のページのセンパイの顔がすばらしい!
恋よー。
恋だわーー
【ともだちの部屋】
単純男子→イケメン男子
幼馴染のイケメンくんに片思い。
想いを打ち明ける前に玉砕するほど切ないことはない。
ああ せつな・・・。
【きみに好きだと言わない】
イケメン男子→友達
このお話が一番ツボ!
想いを打ち明けるつもりはなかったのに、あれよあれよとまさかの事態。
当然の玉砕・・・・。
とにかく切ない。
そして痛い。
思った。
私がこのイケメンくんだったらちょっとグレるなあ。
世を拗ねて。
いやあそれにしてもこれ、名作だわー。
【僕と】
メガネ男子→先輩単純男子
これでほぼ一周。
メガネ男子片思いのターン。
メガネっ子はやっぱ知能犯。
上手く過剰なスキンシップに持ってくんだけど・・・。
これまた切ない。
この二人は同じパターンの失恋同士ですね。
皮肉。。。
【染まる】
これは連作ではなく読み切りですね。
二人に名前あるしね( ´艸`)
西原くん×大野くん。
いやあ、西原くんの策士っぷりが素晴らしい!
おそろしい子!(真っ白目)
この子にロックオンされて落ちない子はいないな、うん。
【先生とボク】
これは書き下ろし。
イケメンメガネティーチャー(教科:数学)登場!
・・・・キュン
いいですね~教師。
日本ホールマーク社のイケメン付箋も人気ナンバーワンは「教師」ですもの~。
続いてイケメン体育教師登場。
彼を目で追うメガネティーチャー。
はい!妄想の旅に出てきま~~す
:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:
片思いが数珠繋ぎ。
切なくって最高!
大変満足でした。