真夜中のシンデレラ  | 世界の隅っこで読書するパンダ

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こどもの頃結構沢山持ってた「KCなかよしコミックス」の中で、かな~~り好きだった一冊。

 

こいわ美保子 『真夜中のシンデレラ』

 

成人した頃、母にごっそり処分されたマンガたちの中のひとつです。

 

 

いやしかし!

今手に入れようと思ったらずいぶん高値じゃないの!

 

あああ~~~!!

なんであの頃しぶしぶだったが手放してもいいと思ったのか。

後悔しても遅過ぎるッ!

そんなマンガが多過ぎるッッ(ノ_<)

 

 

 

:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:

 

 

 

ずっとまた読みたいと思ってはいたものの、タイトルも著者名も思い出せなかったんでした。

めっちゃ検索しまくってつきとめたのです。

 

そんなではありますが、なんだか忘れられなかったことがいくつかあるんだなー。

 

 

まず“座敷牢”って単語が出てくること。

このマンガで覚えたんだった。

戸川純さんの『玉姫様』よりこっちが先だったわー。

まあ・・・今まで生きてきてソレを使った試しはないですがね。

使い道なさすぎタラー

 

確か、主人公である悪魔のようなハーフ美少女に嵌められておかしくなっちゃった女の子が、自分の家の座敷牢に幽閉されるんじゃなかったかな?

あーうろ覚え。

 

そうやって邪魔者を排除しまくって総てを手に入れてきた美少女ですが、ちゃんと破滅が用意してあるところが好きでした。

 

 

知らず愛し合った外国人男性が、実は自分の父親だったというね。

娘であることと、彼女の数々の罪を知った父親は、最後眠る彼女を拳銃で撃つ。

船の中でした。

 

 

 

:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:

 

 

 

祖母と一緒にお世話になってたお金持ちの家を放火。

お嬢様が行方不明になったのをいいことに、まんまとその家の養女になる。

学校での邪魔者を次々消す。

記憶を失ったまま現れたお嬢様を消す。

仕舞いには、「父親だから一緒になれないよ」と告げた祖母まで手にかける。

 

 

↑ほんと悪行三昧・・・(;・`ω・´)

いくつかレビューを読んだら色々思い出せました。

 

なかなかに濃くてハードなお話だったなあ。

 

70~80年代ってこういうの結構多かったけど、その中でも一番インパクトあって好きだった。

 

なのになんで手放しちゃったかなーーー!!

(冒頭に戻ってエンドレス・・・・タラー

 

 

 


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