イノサン Rouge 1  坂本眞一 | 世界の隅っこで読書するパンダ

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イノサン Rouge ルージュ 1 (ヤングジャンプコミックス)/集英社
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あらすじ:


サンソン家長兄シャルル‐アンリは死刑執行人一族の家長としてパリに君臨。妹マリー‐ジョセフはベルサイユで処刑職を得て自由に生きていた。だがある日、マリー‐ジョセフは初恋の男アランを傲慢な貴族によって殺害され…!?

紅き革命編《イノサンRouge》の新たな幕が上がる──!!!


おすすめ: 星星星星


◆前巻の感想 → こちら





《イノサンRouge》は予想通り、「マリー‐ジョセフがいてこその物語だな」と思いました。



“死刑”に対する葛藤が収縮し、ますます家業に真摯。

正統派死刑執行人なシャルル。

あくまで国王の僕


そんな兄に反し、秘かに“革命”の火種を蒔く妹マリー。

ふふふ、、、、。

彼女の暗躍っぷりに心躍ります!


この二人の対比、やっぱおもしろいです



さあ!

フェルゼンとロベスピエールも出てきたし。

これから先を坂本先生がどう料理するのか?

《Rouge》、大いに期待してますドキドキ




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後の五代目ムッシュー・ド・パリ、シャルルの長男アンリ。


まだ幼いアンリに、死神と恐れられる処刑人としての姿、そして人の命を救う医者としての姿を見せるシャルル。

矛盾してるとも言えるこの二つの姿。


アンリは賢い子です。

苦しみながら、早くも二つを消化。

シャルルの後を継ぐ決心を固めましたね~。




アランを失い、貴族に復讐することを心に誓ったマリー‐ジョセフ。


ド・リュクセを鮮やかに陥れ、処刑台へ引きずり出したマリー。

ほーんとかっこいい女だビックリマーク

ガチで「不可能を可能にする女」でした。



そして、幻のアランとのキス。

うっとりする程ステキ、、、ドキドキ




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アランの連れていた小猿ブランカを相棒にしたマリー。

彼女があの「首飾り事件」に関わるという設定、おもしろいですね~。



ルイ-オーギュスト殿下ですが。

ようやくアントワネットに触れる決心をつけたところで――


アントワネット、フェルゼンに出会うっキラキラ


わ~~!

おもしろそう

この三角関係をどーいう風に見られるのかな?

楽しみっ!
(、、、しかしィ、髪型が気に食わんよ フェルゼン汗




次巻は来年春かぁ。

待~つヾ( ´ー`)





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