研究員、DrumsのYA-ちゃんです。
STING、来日するのは知ってたのですが、当グループのスタジオが入りそうだったので、チケット取らなかったんですよね。
そしたら、メンバーのとある事情でスタジオがキャンセルに・・・(当人からブログ報告無ければそのうちバラします。)
って事で、即チケットゲット
私のブログでも記事を書いていますが、帰って来てすぐ書いたので書ききれず。
補足や書き忘れた事をこちらで書きます。
今回のツアーはSTINGのベース+ボーカル、ギター、ドラムのトリオ編成。
イロイロとそぎ落としての演奏と言う、うたい文句でした。
それ以外は予備知識は入れずに・・・
当グループも3人なのですが、どちらかと言うと逆で「いかにいろんな事をやるか」みたいな
ただ、ツアーメンバーのギターのドミニク・ミラーが一緒のアルバムはフル編成ばかりなので、その頃の曲をどうアレンジしてトリオでやるかを楽しみにしてましたが、結果からするとあまりやってくれなかったのが残念。
さらに、当グループは3人でイロイロやるからには「打ち込み」「シーケンサー」を使わないとしていますが、逆に使わないだろうと思っていた今回のツアーで使ってたのですが(主にパーカッシブな音)、無くてもいいんじゃね?って思うトコロも。
で、ドラマーのクリス・マースはお初だったのですが、タイトなロックドラマーってイメージで、今までSTINGが一緒にやってこなかったタイプのドラマーかも。
それでなのか、どこかポリス時代のブリブリベースを期待していたのですが、音が控えめな気がした。
そして今回、やたらとお客に歌わせようとしてたんですよ。
後で調べたら、お客とのコミュニケーション・お客と同じ時を過ごすみたいなのをテーマにしてた様です。
でも、ポリスの曲もスティングのソロの曲も、サビでタイトルコールだけする様な曲ってあまり無い気がするんですよ。
なので、曲全部歌えるよって人以外は、多分歌えてない(特に日本は)
はい、私も歌えてません
後で調べると、今回はそういうコンセプトのツアーだったらしく、完璧な予習をしてから行くべきコンサートだった様です
はい、私はあえて予習しなかったのが裏目に出ました
今回の不思議その①がそのやたらと歌わせるでした。
不思議その②はセットリストの曲順がなんか脈略が無いって言うか、盛り上がりをガンと作ろうみたいなのが無い気がした。
それとポリスのギター・ドラムのアンディーとスチュワートとで著作権で揉めている話を聞いていたのでポリスの曲は少ないだろうなと思っていたら、予想外に多かった。
不思議その③は、ステージ両サイドに大きな縦長スクリーンが配置されていたのですが、ギターのドミニク・ミラーのカメラカットが手元ばかりで顔を全く映してくれない
不思議その④は、スティング元気すぎてロングトーンが鬼の様に長かったけど、私の周りだと喜んでるの私ぐらいで、他の客は特に反応ないのが「何でじゃー!」って思った。
不思議その⑤は、そんな20代かよぐらいのロングトーンを聞かせてくれるけど、途中で座りながら演奏してた。
そんな感じでした。
若干、モヤモヤして帰ったのですが、ブログ記事を書こうとして本来「予備知識として見聞きするべき情報」を調べたのですが、そこで腑に落ちた。
お客と共有したい、って言うのにやはり昨今の紛争の問題があったからだろう。
だからアンコールの最後にこの曲をやったんだろう。
Fragile
この曲が作られた背景もそう、事あるごとに歌われるのも世界で起こる紛争がある時だ。
この意識を我々と共有したかったのではって思えた瞬間から涙が溢れた。
今回のツアーも一部では「プロジェクト」としている。
やはり、これを訴えようとしていたのか・・・
涙が止まらん・・・
もう彼自身がFragileを歌わないでいい時代が来る事を願う。
私も訴えたい。
居ても立っても居られなくなってしまった。
S.P.Y. Lab でこの曲やれないか・・・インストでも・・・
この願いを共有したい・・・
そんなこんなで、ひとつよしなに。
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