わが青春の車たち | mihiro bund

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以前にはザっと一覧し、少しのコメント的事柄を書いたのだが

今回はもう少し数台に絞って思い出を書いていこうと思ったのだ。

 

どれも今となっては高価な車ばかりになってしまっている。

当時乗っていた車に今さら大金を使ってまで乗ろうとは思わないが

それでも今乗る人には何かしらの思いがあってなのだろうと

当時は私個人ではあるが、どんな思いでということを少しでも

書けたらと考えている。

 

 

記念すべき最初の一台はブタケツローレルだ。

たしか40万くらいだった。

それでもその金額にビビって買ったのを覚えている。

親からの援助は無く、保証人にこそなってもらったが自分が

払って行かなければならいローンを組んだのだ。

24回払いだったと思う。

でもその当時の私にとっては未知の世界。

払って行けるのか?って不安しかなかった。

そんな不安をよそ目に車は納車される訳で、そうなればもう

嬉しさのあまりローンの不安などアウトオブガンチュウなのだ。

 

純正の白色。

何からいじるって、そりゃあ当然車高だ。

お金が無いのでサスを取る。

同時進行でそれに見合うタイヤホイールを探す。

こればかりはただという訳にはいかないが、当時はそんなサイズの

タイヤホイールはやたらとあるから安くも入手出来たりする。(中古で)

ハンドルはイズミのウッドを買って付けたような記憶がある。

マフラーは、後にはちゃんと換えたが、最初はタイコに穴を開けて

いただけだったと思う。金無いけど雰囲気はないといけないからね。

まったく、後先考えずに何でもやっていた。

あっそうそう、もちろんチェンジの5速だよ。

 

そして数か月経つと、ローンの支払いも大丈夫という変な自身がつき

これならいける、って思いカーコンポに手を出すこととなる。

シティーコネクションのオレンジのイルミが綺麗でそれにした。

そうこうしているうちにタコ足とマフラーを安く譲ってくれる人がいた。

たしか2万だったと思う。トラストのタコ足とデュアルマフラーセットでだ。

あっ思い出した。

それより先にドアミラーにしたんだった。

ジャガーミラーと呼ばれる安いやつだが当時はそれで充分だった。

ちなみにだけど、チンチラのダッシュボードカバーもつけていた。

 

たぶんこの状態が今の人のイメージする当時像ではないかと。

キャブ仕様にはしなかったもののそれで満足だった。

 

こんな事をやっていても乗っている期間は1年あるかないかです。

次は430のセドリック。

これはサスを取りませんでしたよ。

強化サスをカットです。当時は今みたいなダウンサスなんて無かったですから。

それに、強化サスはそのままだとノーマル比マイナス2cmくらいです。

落ちている感じがしないので2巻きとか2巻き半カットで使うのです。

ホイールはクレーガーにしました。

この車は他にいじっていません。

数か月で乗り換えたからです。

やっぱりクラウンがいいなって思ってのことです。

これでクセになったのがラウンジシートとムーンルーフ。

ホイールは430の時に履いていたクレーガーです。

でも実際、これも乗っていて飽きるのです。

やっぱりいじって楽しい車がいいなってことでジャパンにしました。

これは塗装にも手を出した一台です。

ツートンにしました。

ノーサス・板っパネ・タコ足・デュアルです。

ジャパンのドアミラーはビタローニF1にしました。

 

ただもうこの辺になると警察に追いかけられるの嫌になってきました。

そしてまたクラウンに。

もちろんラウンジシートにムーンルーフです。

これはフルノーマルで乗っていましたが、うずくのです。

車をいじりたいという衝動が・・・・

デボネアがいいんじゃないか?って改造した想像をします。

何処をどうするか?

この車がノーマルではただの三菱のお偉いさんか?って話でしょ。

改造ありきの選択です。

この車は内装も外装もこだわった一台です。

あまり詳細は書きません。

珍しい車なのと珍しい改造なので特定出来ていしまうかも

だからです。

当時としてはとてもユニークな一台が出来上がりました。

 

この辺までが最初に車を乗り出してから約2年ちょっとの出来事。

ペース早って感じです。

何もしないで乗っていると飽きる。

改造も出来上がってしまうと飽きる。

創作意欲溢れる青年でした。

今もあまり根本は変わってはいないんですけど、我慢を学びました

からね、30年以上かけて。

 

この後ですよ、RX-7やハコスカやR32GT-Rに乗ったのは。

今考えると最近の車は楽しくないのが多いですね。

まずはいじれないってところがマイナスポイント大です。

メンテナンスとかちょっとした修理だって昔の車の方がはるかに

やり易い。

それに、なぜかわからないが昔の車の方が狭かったはずなのに

今の車の方が乗った感じ狭いんだよね。

つまりは窮屈感があるってこと。(あくまで脳内イメージです)

内装の質感だって昔の方が良かったね。

今のは良さげに見えるだけで、実際に近くで見たり触ったりして

良いとは感じないからね。

一般的な車だとプラスチックの成型品が多いからかな?

 

今は無理なことが昔は出来た。

その最大の要因はベースとなる車本体の価格にあると思います。

今って魅力的な車はちょっと古くなると高い。

安いと思ったら走行距離はデタラメ乗ってる、外装も鈑金だらけ

みたいなのが多い。

これでは安くいいのを買って改造しようなんて思えないし

現実的に出来ない。

今回書いた初期の2年くらいで乗った車たちは車単体なら安いものです。

改造費を合わせても100万超えることなんかまずありません。

安ければ改造費も全部合わせて50万以下なんて車だってあります。

金銭的にも楽しめる条件が出来ていたってことです。

 

今とか今後なんて、自分が大金持ちにでもならない限り、そんな時代は

やってこないと思います。

それでも、せこーく今でもそんな人種が生き延びている。

いじる車もかけるお金も大きく変わってしまったが、いじる情熱は

残しつつ日々の生活を送っている。

それが私。

 

私の青春は今でも車の中で謳歌しています。