メジャーにならないのは何でだろう? | mihiro bund

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orihimemihiroは・・・・

みなさん龍(りゅう)は知っていますよね。

つまりメジャーです。

 

一言で「龍」と言ってもその在り方は様々ですが、それでも

龍と言えば誰もが知る存在?ですよね。

 

では「蜃(しん)」は知っていますか?

「恙(つつが)」は知っていますか?

まあ歴史とか神社仏閣がお好きな人は知っていることと思いますが

龍の認知度に比べれば無いにも等しいのではないかと思うのです。

 

調べれれば誰でもわかる事なのですが、その存在は知らなくても

それにまつわる言葉は誰もが知っているなんて不思議だと

思いませんか?

「蜃気楼」「恙なく」・・・・知ってるでしょ?

この「蜃」と「恙」です。

言葉が先ではないですよ。

その存在あっての言葉なのです。

 

存在って書いちゃってますけど、神獣・霊獣の類ですからね。

龍だってどうです?

実際に見たって人いますか?

だけど存在しているかのような感覚ってありませんか?

沢山の物語に登場してきますからね、龍は。

 

十二支とか黄道十二星座とかに登場するものですし

神話などでは合体した存在になってたりもします。

「鵺(ぬえ)」なんかもそうですね。

狸は書き写し間違いで、本当は「猪」なんじゃないかって言われます。

そうすれば方位も干支にもバッチリなんてね。

 

こういうのって、だれがいつ生み出しのかわからないですが

そのものは無かったとしても、それに近い何かはあったんじゃないかと

思うのです。

正座だってそうでしょ。

白鳥座って白鳥に見えますか?

昔の人は想像力が現代人よりも豊かなんです。

だけどですね、何もないところからではありませんよね。

ちゃんと元になるものはあってのこと。

 

蜃だって恙だってきっと、何かしらはあってのその存在なのだろうなって

考えます。