3月17日(土) バレンシア0 - 2ラシン・サンタンデール(@WOWOW)
バレンシアが、ラシンの狙い通りに失点を喫し、創った決定機もことごとくつぶし、ホームで痛い敗戦。
バレンシア 前節から5人変更。ミゲル、モリエンテス、出場停止明けのシルバが先発復帰。アジャラ出場停止で、ダビド・ナバーロがセンターバックに入った。左サイドバックはデル・オルノ。CLの乱闘で出場停止処分を受けたダビド・ナバーロは、抗告により出場可能なようだが、クラブとして自粛すべきでなかったか?節操がない。
攻撃に迫力がなく、試合を支配し切れていない印象。もったいないミスもあちこち見受けられた。すると、クロスに対してアルビオルが競らずに折り返させてしまい、ミゲルのカバーも遅れてシュートを許し、先制点を失った。それでも前半には追い付く決定機が3回あったが、決めることができない。デル・オルノのパスを受けたビジャのシュートはブロックされ、こぼれ球を拾ったシルバのシュートもGKに止められた。(マルチェナ?)のフィードを受けたアングーロが、トラップで守備を交わしてフリーになったものの、シュートは力なし。前半終盤にも、アングーロのクロスが相手に当たったボールをシルバが拾って抜け出すが、シュートはわずかに外れ。すると後半、何もチャンスを創れないうちに、コーナーキックからマルチェナがマークを振り切られて追加点を奪われてしまった。それでも1点は返せそうだったが、この試合はそれが遠い。フリーキックにデル・オルノがフリーで飛び込むが、ヘッドは外れ。コーナーキックのこぼれ球をモリエンテスが狙うが、シュートはゴール直前でブロックされた。途中出場のホアキンがサイドをえぐってマイナスに折り返したが、ビジャの手前で守備に入られた。結局、取れそうな1点も奪えずに敗れた。
アウェイでも好調に程遠かったが、ついにホームでも敗戦。首位から勝ち点6の差を付けられ、優勝争いから脱落一歩手前。
ラシン 4-4-2の布陣。
前へ前へと運ぶシンプルな攻撃ながら、パスのつなぎもスムーズで、攻撃のリズムはかなり良かった。前線からよくプレスも掛けていた。前半、ピニジョスのクロスをジキッチが落とすと、ムニティスがうまくボレーシュートを決め、狙いどおりの形で先制点を奪うことに成功した。その後の決定的なピンチをシュートミス等でしのぐと、後半のコーナーキックにオリオールがニアでヘッドを合わせ、大きな追加点も取れた。終盤には猛攻を受けたが、ピニジョスや途中出場のトマスの好カバーもあって、無失点でしのぎ切り、貴重なアウェイでの勝利を挙げた。
この試合内容なら、残留どころか、もう少し上の位置を狙ってもいいだろう。
■ビッグチャンス
バレンシア: 前半5回 後半3回 =8回
ラシン: 前半1回 後半3回 =4回
■印象に残った選手・注目した選手
●アルベルダ(バレンシア):攻撃の起点としてミスが多く、やや不調か。パスを受けてから判断が遅れる場面もあった。