4月11日(水) バイエルン・ミュンヘン0 - 2ミラン(@スカパー)
※2戦合計2 - 4で、ミランが準決勝進出。
(ミランの布陣)
インザーギ
セードルフ カカ
アンブロジーニ ピルロ ガットゥーゾ
ヤンクロフスキ マルディーニ ネスタ オッド
ジーダ
ミランが、前半に確保した2点を今回は堅い守備で守り切り、第1戦の劣勢を逆転して勝ち抜け。
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2359/match=300129/report=rp.html
バイエルン 前戦リーグ戦から4人変更。温存したルシオ、ポドルスキー、ハーグリーブス、サリハミジッチが復帰したが、負傷したシュバインシュタイガーは間に合わず。第1戦からは、出場停止明けのカーンとファン・ボメルのほか、負傷したサニョルに代わったレルの、3人が変更。サリハミジッチは右サイドバックに入り、オットルが中盤の右サイド、レルが同じく左サイドに入った。
すでにアドバンテージを握っていたが、前半途中まではペースを握って攻勢に立った。サイドチェンジを絡めて両サイドを有効に使って厚みのある攻撃ができ、先制点の取れそうな際どい場面もあった。ファン・ボメルのクロスからレルがフリーでシュートできたが、ゴール直前でクリアされた。またマカーイの横パスからポドルスキーが強烈なシュートを放ったが、これはセーブされた。ところが前半半ばから、相手にペースを奪われた。すると、レルとポドルスキーのパス交換の失敗でボールを失ってゴール前に運ばれ、先制点を失った。これで立場逆転。さらに数分後、速いパス交換で中央を突破され(オフサイドにも観えた)、痛恨の追加点まで奪われてしまった。
後半からオットルをサンタクルスに替えて中盤の右サイドに入れると同時に、サリハミジッチを中盤の左サイドに回し、布陣変更。ほぼ一方的に攻め立てて、サイドからのクロスやミドルシュートでゴールを脅かすが、決定機までは創れない。ファン・ボメルのミドルシュートは好セーブに阻まれ、ハーグリーブスのクロスのこぼれ球からの立て続けのチャンスもブロックに入られ、終盤の(?)のクロスに合わせた途中出場のピサーロのヘッドも弱くGK正面。ロスタイムのクロスのこぼれ球を叩いたバン・ブイテンのボレーシュートも好セーブに弾かれ、結局無得点で敗れ去った。
前半の流れのある時間帯で先制できていれば、問題なく勝ち抜けていたかもしれないが、やはり堅い守備を崩すだけの工夫や個人のスキルが不足していたか。
ミラン 前戦リーグ戦から大きく7人を変更。温存したネスタやマルディーニ、セードルフ等が先発に復帰し、最終ラインは再び総入れ替え。第1戦からは、出場停止のジラルディーノに代わって1トップをインザーギに変更しただけで、4-3-2-1の布陣は同じ。
アウェイとはいえ必ず得点が欲しい試合。しかし序盤は、第1戦のように積極的なプレスを掛けず、むしろ守勢。普通にパスを回されて守備を崩された場面すらあった。攻撃はカウンターのみだが、精度が悪く形にならない。しかし前半半ばから、プレスを前から掛けるようになると、高い位置でボールを奪って攻撃の形もでき始めた。そして、その形からセードルフがうまくシュートコースを作り、貴重な先制点を挙げた。さらに、ヤンクロフスキー→ガットゥーゾ→セードルフ→インザーギとダイレクトパスでつないでインザーギが抜け出し(オフサイドくさい)、追加点まで奪うことに成功した。
その後も、何度かカウンターの形から駄目押しできるチャンスもあったが、モノにできず。後半、インザーギのパスを受けたカカが切り返して抜け出した決定機も、GKの飛び出しに遭って失敗。後半は猛攻を受けたが、守備陣がよくしのぎ、決定機を与えなかった。今回は、前半途中までプレスに行かなかったおかげか、第1戦のように守備が緩むことはなかった。見事に無失点に抑えて勝利。
戦前は劣勢が予想され、実際に前半途中までは可能性が見えなかったが、先制点が取れたのが大きかった。さすがに優勝するだけの力はあるとは思えないが、果たして。
http://wsp.sponichi.co.jp/news/archives/2007/04/post_3734.html
■ビッグチャンス
バイエルン: 前半3回 後半6回 =9回
ミラン: 前半4回 後半2回 =6回