4月4日(水) ローマ2 - 1マンチェスターU(@スカパー)
(マンチェスターUの布陣)
ルーニー スールシャール
ギグス スコールズ キャリック ロナウド
エインセ リオ ブラウン オシェイ
ファン・デル・サール
マンチェスターUが、退場者も出して2失点も喫したものの、アウェイゴールを1つ確保、決着をホームに持ち帰ることに成功した。【追記:スカパーのハイライトでは「波乱」と評していたが、ローマの攻撃力とマンチェスターUの守備力から考えれば、予想を超えた結果ではないだろう。】
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2359/match=300132/report=rp.html
ローマ 前戦リーグ戦から1人だけ変更。出場停止のピサーロに代わってペロッタが先発、ただし役割はいつもと変わらず、デ・ロッシが1ボランチの4-1-4-1の布陣ぽい。引き続きビルヘルムソンが右サイドハーフに入った。ベンチのオプションは少なく、攻撃的にはブチニッチくらい。
当然のごとく立ち上がりから攻勢を掛けた。キブの惜しい直接フリーキックもあった。しかし10分を過ぎると中だるみ、ペースは握るものの攻撃の勢いは弱まった。守備を崩すような精度の高い攻撃が意外に少なくなった。他方タイトな守備を続け、ほとんど危ない場面はない。前半途中には、相手に退場者発生、再び攻勢が増した。そして前半終盤のショートコーナーで、マンシーニのクロスからタッデイがシュートを決め、待望の先制点を挙げた。さらに突き放すべく、後半序盤にもチャンスを創ったが、2点目が生まれない。トッティ→ペロッタ→タッデイとつないだが、シュートを打ち切れず。トッティのミドルシュートは惜しくも外れ。ところがその後、カウンターを止められずに同点弾=アウェイゴールを奪われてしまった。それでも、マンシーニのミドルシュートがセーブされたこぼれ球を、途中出場のブチニッチが押し込み、再び勝ち越し。もちろん、アウェイゴールを奪われているため攻勢を緩めずもう1点を狙ったが、残念ながら追加点は奪えなかった。カッセッティのクロスからフリーのペロッタがボレーで狙うが、シュートは外れ。途中出場ロージのボール奪取からトッティが強烈なシュートを放つが、惜しくも枠外。
アドバンテージを握ってアウェイ第2戦へ。点差を付けられなかったのは失敗だが、カウンターを受けない限りは守備が大崩はしないだろうし、逆に相手の守備を崩してアウェイゴールを取り返す可能性も十分にある。より勝ち抜けに近いだろう。なお、第2戦にはペロッタが出場停止(ダイビングでイエロー)。他にリーチの掛かっていた選手が多数いたにもかかわらず、1人だけだったのは大きい。
マンチェスターU 前戦リーグ戦から2人変更。ビディッチ負傷で、ブラウンがセンターバックに回り、右サイドバックにはオシェイが先発。パクも負傷したため、ギグスが中盤に下がり、スールシャールがルーニーと2トップを組んだ。4-4-2の布陣は崩さず。ベンチには、負傷明けのサアやフレッチャーのほか、イーグルスやドン・ファンジョまで入れている一方、守備的な控えがいない状態。
やはり守勢に追い立てられたが、序盤の波状攻撃をしのぐと、比較的攻撃もできるようになった。しかし、ロナウドのドリブルやキャリックのパスでごくたまに可能性のある攻撃があるだけで、前半は得点の匂いはしなかった。守備は、集中を保ってまずまず安定感はあった。ところが前半途中、さかんにファウルを犯していたスコールズが、カウンターをファウルで止めて2枚目のイエローで退場、数的不利にも陥った。その後は、スコールズに抜けた穴にギグスを入れ、ルーニーを左、スールシャールを右、ロナウドを最前線に置いた4-4-1の布陣に変更。しかし前半終盤、ついにコーナーキックから崩されて先制点を失った。
そのままでも第2戦で引っ繰り返す勝算はあったと思うが、後半からはやや攻撃的になった。しかし、これでスペースを作って相手にチャンスも与えてしまい、際どい場面が続いた。それでも、カウンターの形がようやく創れ、ロナウドがドリブルで運んでスールシャールがクロス、これを受けたルーニーが落ち着いてトラップしてシュートを決め、1チャンスで貴重なアウェイゴールを奪うことに成功した。これで残りを守り切れればもっと良かったが、メンバー的にも中盤で厳しい守備ができず。ついには、ミドルシュートを打たれてそのこぼれ球を押し込まれ、やはり失点を喫した。終盤にはサアを投入して4-3-2のような布陣にして、また攻撃的に。しかし精度の高い攻撃にはならず、逆に追加点を取られなくて良かったほど。
退場者が出たにもかかわらず、アウェイゴール付きの1点差なら御の字か。第2戦は、得点と同時に、失点を抑えられるかどうかもポイント。最終ラインの負傷者が痛い。出場停止のスコールズの穴は、やはりギグス?しかしパクが間に合うのか?
■ビッグチャンス
ローマ: 前半5回 後半8回 =13回
マンチェスターU: 前半0回 後半3回 =3回
【追記】
■印象に残った選手・注目した選手
●スコールズ(マンチェスターU):やっぱり守備が下手。本来攻撃的な選手だから仕方ないけど。イエローの2枚とも、必要ないファウルだった気もする。